ミャクミャク様二次創作ガイドライン

ジワジワ人気の「ミャクミャク様」

2025年に大阪で開催予定の国際博覧会、通称『大阪・関西万博』の公式キャラクターである「ミャクミャク」。初めて公開された時は「気持ちが悪い」などと批判もあったものの、個性的すぎるが故に逆に人気となり、今では「ミャクミャク様」と敬称を付けて呼ばれるまでになっています。
そのミャクミャク様の二次創作に関するガイドラインが発表されました。

ミャクミャク様二次創作ガイドライン

発表後、すぐにファンアートなどがSNSなどに投稿され、世界最大級の同人誌即売会であるコミックマーケットでもミャクミャクのコスプレをする者がいたりと、二次創作は活発だったものの、実は明確な二次創作ガイドラインは決まっていませんでした。それが今回、公式によって発表されました。

とは言うものの、基本的には一般的な二次創作のガイドラインと大きく変わりません。
個人または法人格の無い団体が、営利を目的とせずに創作し、それをSNSなどに投稿、または配布する事は問題無し。なので、個人的に絵を描いてツイッターやインスタに上げたり、ぬいぐるみを作ったり、コスプレをしてイベントに出ても何も問題はありません。

問題なのは営利を目的とする場合、または法人格を持つ団体が何かしらの物を作る場合です。
営利は、例えばミャクミャクがデザインされたTシャツなどのグッズを売ろうとする場合です。他にも宣伝などにミャクミャクを使用する事も基本NGです。
また、会社の社員にだけTシャツを配布するという目的であっても「法人格を持つ団体」に属するので基本はやってはいけません。
これらの事をする場合は、別途問い合わせをする必要があります。

他の注意事項として、大阪・関西万博と特別の関係があると誤解されそうなモノや、ミャクミャク自身や大阪・関西万博のイメージを損なうものはNGとなっています。

二次創作次第で人気が変わる!?

新型コロナウィルス蔓延の際、疫病退散の祈願としてアマビエという妖怪が人気となりました。アマビエには特に著作権なども無かった為、多くの人がSNSでイラストを載せ、企業がグッズを作ったりと言った形で大いに盛り上がりました。こういった二次創作の盛り上がりが、ムーブメントのきっかけになる事は、今や珍しくありません。
ミャクミャクの二次創作ガイドラインは筆者から見て、それほど厳しいモノではないと思います。多くの人が二次創作する事によって、更なる人気を獲得するのではないでしょうか?

【サイトはコチラ】
https://www.expo2025.or.jp/overview/character/
画像引用:大阪・関西万博