マイクロソフトからSMSが
ある日、唐突にマイクロソフトからSMS(ショートメッセージ)が届きました。それはこんな内容でした。
どうやら不審なサインインがあったようです。
最初はマイクロソフトを装った詐欺SMSかと思ったんですが、書かれていたURLにアクセスした所、シッカリとマイクロソフトのWEBサイトに繋がり、おかしな所も無かったので、このSMSは本物であると判断しました。
という事は、不審なサインインは本当にあったという事です。
今回は、この不審なサインインについてお話ししたいと思います。
セキュリティ情報を見てみると…
とりあえず細かく確認しようと思い、マイクロソフトのアカウントにサインイン。そこから「セキュリティ」の項目を選択。再びパスワードを求められたので、パスワードを入れて、「サインインアクティビティ」の項目を確認してみました。
そこで驚愕の事実を知る事になります。それがコチラです!
なんと、1日10回以上、不審なサインインの記録があったのです。しかも、毎日ずっと続いているのです。↑の画面では数時間分しか載っていませんが、確認した所、約一ヵ月前から毎日毎日ずっと不審なサインインが続いていました。
国はパキスタン・マレーシア・インド・ハンガリー・アメリカ・ロシア・ドイツ・スリランカなど、世界中のあらゆる場所からとなっていました。
筆者はこれを見てゾッとしました。詐欺メールや詐欺電話などをもらった事が何回もありましたが、アカウントへのサインイン(ログイン)は初めてだったからです。こんな事をするヤツが本当にいるんだと思いました。
ネットで調べてみる
こういう事は他の人にもあるのか、と思い、ネットで調べてみると、案の定同じ被害に遭っている人がかなりいる事が分かりました。また、ほとんどの人は「サインインの失敗」となっており、実害を受けている人はごく少数だと言う事も分かりました。
どうやら、人間の手によって行われているのではなく、システムなどを使い、自動的に行っているようです。
対応方法としては、追加メールを登録、二段階セキュリティをやるなどして、更にセキュリティを強固にする事、クレジットカード情報などを削除して、盗まれると困るデータは残さないと言った事が書かれていました。
筆者は元々クレジットカード情報を登録していなかったので、現在まで実害は無いんですが、これを見て今後も利用するのは止めようと思いました。
たまには本物もあるので注意を
今回の事を知ったきっかけはSMSからの連絡でした。最近は詐欺も多いので、見た途端に消してしまう人もいると思いますが、全てが全て偽物とは限りません。キチンと調べると本物か偽物か分かるので、皆さんよく注意して見てみましょう。