パルワールド、任天堂に提訴される
2024年1月にリリースされ、わずか5日で800万本以上の売り上げを記録した人気ゲーム「パルワールド」。
一方で、パルと呼ばれる生物を捕獲し、戦わせる事ができると言ったゲームシステムが「ポケットモンスター」に非常によく似ているとも言われており、盗作疑惑も絶えませんでした。
そんな中、ついにポケットモンスターを管理する任天堂がパルワールドの開発会社を提訴する事態になってしまいました。
提訴の内容
今回、任天堂は「著作権侵害」ではなく「特許権の侵害」という名目で提訴しています。つまり、パルと呼ばれる生物のデザインがポケモンに「似ている」という理由ではなく、「ゲームの流れ的な部分が似ている」という理由で提訴したようです。
確かに生物を捕獲して戦わせると言った流れは似ているとも言えますが、この辺りをどこまで「似ている」と言っていいのかは人によって差異があり、難しい所と言えます。
なお、パルワールドの開発会社ポケットベアの代表である溝部拓郎氏は「着想は得ていない」と言っており、それが客観的に見てどこまで当てはまるのかが焦点と言えます。
どうなるか?
それこそ「ドラゴンクエスト」っぽいゲームデザインのゲームなんて星の数ほどあります。スクウェア・エニックスが本気を出せば裁判で負けてしまうようなゲームも無いとは言えないでしょう。
今回の裁判がどういった形で決着がつくのか、気になる所です。
【サイトはコチラ】
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2024/240919.html
画像提供:ポケットベア