キャプテン翼のNFTが…

日本で最も有名なサッカー漫画であり、この漫画の影響を受けてプロのサッカー選手になった人までいる「キャプテン翼」。もはや知らない人はいないと言っても過言ではない作品ですが、この作品を巡って大きな騒動が勃発しています。
キャプテン翼のNFTが海外のNFTマーケットで発売されているのですが、それがなんと作者である高橋陽一氏の許諾を取っていない事が分かったのです。

キャプ翼NFTが違法!?

今回の騒動が知られるようになったのは、キャプテン翼の公式及び作者の高橋陽一氏のツイッター。ツイッターにて両社は「Football Metaverse」と「MANGAVERSE」というNFTマーケットでキャプテン翼のNFTアートが発売されているが、それらは全て違法なものなので決して購入しないようにとツイート。高橋氏は英語でもツイートしています。

キャプテン翼の公式ツイッターの見解によれば、キャプテン翼のNFTに関する権利は株式会社TSUBASAが持っており、「Football Metaverse」と「MANGAVERSE」は、その権利を持っていないとの事。つまり、権利元に無断で勝手にNFTを作って売っているという事になります。

ただ、「Football Metaverse」は以前から「キャプテン翼」のNFTについて宣伝しており、Webサイトにはトップページに堂々と翼君のイラストが描かれています。2022年5月にはこちらも堂々とキャプテン翼の権利を取得したとも公言しています。
確信犯的に嘘をついているのか、それとも権利関係の問題で意図せずこうなってしまったのか、現時点ではハッキリしておらず、この記事を書いている時点(2022年6月21日)では、まだ解決には至っていないようです。

オリジナルかを見極めるのは難しい

NFTはデジタル上で、そのコンテンツが「所有権のある本物」である事を証明してくれます。ただし、そのNFT自体が「本物のコンテンツ」かまでは分かりません。権利者とは無関係の第三者が勝手にアニメや漫画のキャラクターなどをNFTとして売ってしまう事も、現時点では簡単に出来てしまう状態です。
今後は「そのNFTのコンテンツ自体が本物である」という証明が必要になって来るのかもしれません。