引用元:nanakusa

流行語大賞にノミネートされた「NFT」

先日発表された「新語・流行語大賞2021」。新型コロナや東京オリンピック関連の言葉が多く並ぶ中、見事「NFT」もノミネートされていましたね。個人的な予想としてはおそらく受賞はしないと思いますし、NFT自体もまだまだ市民権を得たとは言えないレベルだと考えていますが、とは言え、確実に盛り上がりを見せている事は間違いないと思います。

当サイトでは編集者自らがNFTを買ってみたり売ってみたりして、それを記事にしています。今回、新たなNFTマーケット「nanakusa」で商品を買ってみたので、それをレポートしたいと思います。

nanakusa

引用元:nanakusa

「nanakusa(ナナクサ)」は、日本語っぽいサイト名からも分かる通り、日本の会社・株式会社スマートアプリによって作られたNFTマーケットです。その為、海外のサイトに比べると日本語表記が多く、初めての方でも使いやすいサイトと言えます。
ただ、海外の利用者も想定しているようで、メニューなどは基本英語です。

また、お知らせによると、会社の事情でサイト名を近々「SBI NFT Market」に変えるそうです。具体的にいつ変えるのかは言及されていないんですが、気が付いたら変わっているかもしれないですね。

特徴としては、誰でも自由に出品ができるわけではないという事。サイト側の承認を得たクリエイターしか商品を出品できません。その為、数は少ないですがクオリティが高い商品が多めです。また、日本のサイトだからか、日本人クリエイターが多いのも特徴です。
ちなみに買う事は誰でもできるのでご安心を。

また、もう1つ、パートナーサイトによる出品もあります。これはこのサイト(会社)と提携している事業者からの出品です。「Brave Frontier Heroes」や「MyCryptoSaga」と言ったゲーム関連の出品があるようです。こっちは個人レベルで出品する事はできないようです。
まあ、買う側からすればどっちも同じと言えますが。

さっそく購入!

引用元:nanakusa

「nanakusa」はNFT取り引きで最も使われているウォレット「META MASK」と連携する事ができます。既に登録して「OpenSea」や「Rarible」で商品を購入済みの筆者の環境だと簡単にログインする事ができました。
あとは好きな作品を選んで買うだけです。いかにもアーティスティックな作品もあれば、アニメ調の可愛らしいイラストなどもあります。筆者はアートは詳しくなく、でもアニメは好きなので、アニメ調の作品をチョイス。
ちなみに、説明部分に「所有権は譲渡しますが、著作権は譲渡しません」などとシッカリ書かれていたので、一応ボカシて載せています。

価格は0.03ETH。手数料は0.01646ETH。合わせて0.04646ETHです。ETH単位で見ると激安に見えますが、これを書いてる現在、1ETHは50万円くらいなので、これでも約25,000円です。こう見るとなかなかの価格と言えます。

注意点!

と、こうして「nanakusa」でも無事に商品を購入する事ができました。買うだけなら、もはや楽勝ですね。

ただ、1点大きな注意点があります。NFTマーケットはどこも必ず「プロフィール」とか「アカウント」と言った名称で自分のデータを確認するページがあります。「nanakusa」にも当然あるんですが、何故かPC版にしかなく、モバイル版だと自分のデータを確認するページに行けないんです。
買う事自体はどちらでもできますが、買った物を確認する場合、PC版でしかできませんのでご注意ください。
なお、これは筆者のデバイス環境によるものなのか、どんな環境でもこうなのかは分かりません。皆さんの環境では必ずしもそうとは限らないかもしれませんので、そこは実際の目で確かめてください。

【nanakusaの公式ページ】
https://nanakusa.io/

【OpenSeaの購入レポート記事】
https://www.dg-media.jp/20211028-1/

【Ralibleの購入レポート記事】
https://www.dg-media.jp/20211101-1/