サンソフト

サンソフト復活なるか?

「アトランチスの謎」や「いっき」など、数多くの名作・迷作ゲームソフトを開発し、ファミコンに親しんだゲーマーなら一度はプレイした事があるであろうSUNSOFT(サンソフト)。一度も消滅する事無く今も活動しており、2010年にはPS3で「いっき おんらいん」が発売されて一時期話題になった事もありましたが、かつての輝きは今はありません。
そんなサンソフトのレトロゲームを復活させるクラウドファンディング計画が始動しました!

サンソフトとは?

SUNSOFT(サンソフト)は、サン電子株式会社のゲームソフトブランドです。特に80年代・90年代に数多くのファミコンゲームを開発した事で知られており、既に書いた「アトランチスの謎」や「いっき」と言った‟迷作”が有名ですが、「ギミック!」や「ラフワールド」と言った‟名作”も残しています。
「アルバートオデッセイ」や「レミングス」など、スーパーファミコンソフトも多数開発していましたが、その後は開発が滞り、新作が出なくなっていきます。2000年代はガラケー・スマホ用のゲームなどを開発していましたが、その頃にはほとんど忘れ去られた存在となっていました。
そんなサンソフトが過去の遺産を掘り起こすプロジェクトを始動させたのです。

SUNSOFTプロジェクト

「SUNSOFTプロジェクト」はサン電子株式会社が始動させたレトロゲーム復活プロジェクトです。サンソフトが80年代に発売した3本のゲームを現行機で復活(移植)させるという内容です。
気になるゲームは以下の3本。

【かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次(1986年7月発売)】
花火職人・カン太郎を操作し、悪徳商人・剛左衛門一味を倒して「ももこ」のいる江戸へ向かうアクションゲーム。極めて難易度が高く、挫折した人が数多くいた事で有名。サンソフト

【マドゥーラの翼(1986年12月発売)】
女戦士ルシアが世界征服を企む裏切り者ダルトスに立ち向かうRPG要素のあるアクションゲーム。ヒロイン・ルシアの可愛らしいビジュアルが話題になりました。サンソフト

【リップルアイランド(1988年 1月発売)】
一攫千金を夢見る旅の少年・カイルの冒険を描いたアドべンチャーゲーム。ファミコンでありながら、豊富なアニメーショングラフィックが特徴。サンソフト

対応機種はSwitchとPC(STEAM)。リメイクではなくあくまで「移植」であり、ファミコン当時のままのグラフィック・ストーリーを楽しむ事ができます。

クラウドファンディング詳細

クラウドファンディングが行われているのはCAMPFIRE。期間は2023年7月14日~2023年8月31日。目標金額は60万円。達成されれば上記3作品が移植されて配信されます。販売予定価格は1,100円、配信予定日は2024年2月。
支援金額によってゲーム本体(DL)はもちろん、クリアファイル・ピンズ・オリジナルTシャツ・サウンドトラック・ステッカーなど、様々な特典が付くので、詳しくはCAMPFIREの公式サイトをご確認ください。

現在、80年代・90年代のゲームが次々と移植されています。中には皆さんの記憶に深く刻まれているタイトルもあるはずです。昔、この3本に熱中した方は今回のプロジェクトにぜひとも参加してみてはいかがでしょうか?

【サイトはコチラ】
https://camp-fire.jp/projects/681836/
画像提供:サン電子株式会社