ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホン、ご臨終

昔は「わざわざ充電するのが面倒臭い」と思って、買うのをためらっていたワイヤレスイヤホンですが、一度試しに買ったらあっという間に「ケーブルが無い利便さ」の虜になってしまい、以降ワイヤレスイヤホンを使ってきました。
今使っているのは4台目なんですが、今まで一番長く使ってきたのは2台目でした。その2台目もついのこの間、ついにご臨終を迎えました……。
今回はその顛末について語りたいと思います。

トライアルで買った2980円ワイヤレスイヤホン

今回お話しする、筆者にとって2台目のワイヤレスイヤホンを買ったのは、今から約1年前の7月末。買ったのはディスカウントストアのトライアル。価格は2,980円でした。店舗売りしているイヤホンの中では最安値の部類だと思います(まあ1台目は980円でしたが……)。

AAC対応で連続5時間使用、カナル式で密閉率も高く、何より音質が良く低音もクリアに聞こえるので、「これは大当たりだ!」と思い、外に出かける時は必ず持って行ってました。ちなみに、詳細については購入した時に記事にしているので、よければ見てみてください。

途中からイヤーピースを100円ショップで購入した低反発素材のモノに切り替えた事で密閉率は更にアップ。外部の雑音がまったく入らず、理想的な重低音ミュージックライフを堪能する事ができました。

しかし、購入から1年が経った頃から異変が起き始めたのです。

右側のイヤホンが……

ある日、いつものようにイヤホンをしながら夜のジョギングをしていた時の事、突然右側のイヤホンから「battery low(バッテリーが減っています)」というアナウンスが聞こえたのです。ついさっきまで充電していたのにです。そして10分後、「Power Off」と言われて電源が切れてしまいました。

「接触が悪くて十分に充電できてなかったのかもしれん」とその時は深刻には考えずに早めにジョギングを切り上げて家に戻り、ケーブルを使って充電するとシッカリ充電され、また聞けるようになりました。

しかし、それから数日後、再び「battery low」のアナウンスが。えっ? また? と思って再び充電したんですが、その後はしっかり充電しても使い始めて30分もしない内に「battery low」が聞こえるようになりました。そして、10分後には「Power Off」に。
そこで分かったのです。「しっかり充電できなくなっている」と。
ちなみに左側のイヤホンは何の問題もありません。しっかり数時間使えます。右側のイヤホンだけがすぐに切れるようになったのです。

専門家ではないので分解なんて事はできず、充電端子をティッシュで拭いてみたりしたんですが、結局効果は無し。充電ランプはシッカリつくので、充電できていないわけではないっぽいんですが、とにかくすぐに切れてしまうんです。

そして症状が出始めてから半月。ついに、フル充電したのに10分程度で切れてしまうようになり、「これはもう使えないな…」と判断するに至りました。

原因は分からず…

結局原因は分かりませんでした。落として壊れたとかではないので、正直分からないだろうとは思っていましたが。
単なる使い過ぎによる劣化なのか、汗っかきなので汗が中に入り込んで調子が悪くなっていったのか……。色々と推測はできますが、所詮は推測です。値段が値段なので修理に出すくらいなら同じのをもう1つ買った方が安く済むと思い、修理にも出さず、押し入れの奥底に封印される事になりました。
まあ、ちょうどのタイミングでゲオでワイヤレスイヤホンを買ったので、バトンタッチの頃だったという事なのかもしれません。

人が作った物である以上、いつかは壊れます。高い物を選べばもっと長く使い続ける事ができるのかもしれませんが、根が貧乏だからか「安くて長くもてば最高じゃん!」という思考から逃れられません(汗)。
今使っているイヤホンを大切にしながらこれからも使い続けていこうと思います。