ゲオのワイヤレスイヤホン

激安イヤホンレビュー!

数千円する物から数万円する物もあるワイヤレスイヤホン。もちろん、高ければ高いだけの性能を持っているんだと思いますが、音質にそれほどこだわりが無い人からすれば、「宝の持ち腐れ」になる事もあります。つまり、「満足感が高く、なおかつ安ければ文句無し」という事です。
そこで今回は、筆者が実際に購入した激安ワイヤレスイヤホンを個人的視点からレビューしたいと思います。

ゲオの激安ワイヤレスイヤホンレビュー

ゲオのワイヤレスイヤホン

今回ご紹介するのは、ビデオレンタル業・家電販売などで有名な「ゲオ」で販売されているワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE100QT13」です。そのお値段、驚異の1,980円(税抜)。税込み価格だと2,178円ですが、それでもワイヤレスイヤホンの価格としては「超格安」です。ちなみに筆者は「イヤホン シリーズフェア」中に買った為、更に安くなり、なんと980円!(税込みで1,078円)。おそらく新品でこれ以上安いワイヤレスイヤホンは無いと思います。

しかし、いくら安くても満足感が得られなければ高評価にはなりません。以前、某通販サイトで海外製の3,000円のイヤホンを買ったんですが、音が籠り気味で満足に聴けなかったと言った経験があります。安くても性能がヘボければダメなわけです。
さてさて、今回買ったイヤホンはどうなのか? 項目ごとに評価していきたいと思います。

【装着感◎】
本製品はカナル式です。カナル式は耳穴にスッポリ入れるタイプで、外の音が入ってこないのが特徴です。筆者は外の音を完全シャットダウンしたいタイプなので、この形は最適。実際に付けてみましたが音はほとんど入ってこないし、密着感も良く、ジョギングをしても外れませんでした。装着感は文句無しです。

【音質◎】
最も気になる音質ですが、これも文句無し。メチャクチャこだわる人なら分かりませんが、少なくとも筆者は不満はありませんでした。音楽はもちろん、ラジオなどの音声コンテンツも非常にクリアで聞きやすかったです。

【バッテリー◎】
イヤホン本体のみで最大8時間、充電ケースを併用すれば24時間、充電せずに使えます。筆者はそこまで長時間使う事は無く、運動で1時間、通勤で1時間30分連続で使えれば文句はありません。8時間なら2日くらいは充電ケースに入れる必要すら無いという計算になります。

【操作性△→〇】
これまで何も文句は無かったんですが、一つだけ気になる点がありました。それは「イヤホン本体でボリューム調整ができない」という事。これまで買ってきたイヤホンは本体をタッチする事で音量を変える事が出来ました。しかし本製品はそれができず、音量を変える場合はデバイス側で操作しないといけないんです。なお、コンテンツの再生/停止、曲送り/曲戻しと言った事はタッチ操作で可能です。
大した事じゃないと思うかもしれませんが、例えばジョギング中にボリュームを変えたい時にいちいちスマホを取り出さないといけないというのは結構な手間なんですよ。ここのみ気になりました。

ただ、そこそこ使ってみて考えが変わりました。何故なら「誤タッチが起きない」という利点を見つけたからです。これまでのイヤホンだと耳元に触れた際に誤ってタッチしてしまい、意図せずボリュームが変わってしまう事がありました。しかし本製品にはそれが無いんです。最低でも「連続タッチ2回」をしないと何かしらのアクションが起きない為、誤起動が無いわけです。
特に今の時期は汗を拭いたりするなど耳元に触れる事が多いので、「誤タッチが起きない」というのは結構良いなと思いました。

【それ以外◎】
それ以外に関してもおおむね問題ありませんでした。一度ペアリングしたデバイスならケースから取り出すだけで自動でペアリングしてくれて、充電ケーブルも最近メインのType-Cで使いやすい。防水加工も施されているので、今の時期は汗に濡れる事もあるので安心して使えます。

結論:買うべし

あくまで筆者個人の感想ではありますが、1,980円としては十分すぎる性能だと思います。このイヤホンにしかない特別な機能があるわけではないですが、シンプルに音楽・音声コンテンツを楽しみたいだけならば十分です。
ちなみにカナル式が苦手な人は、オープンイヤー型も別途あるので、そちらを選んでみてはどうでしょう?

【サイトはコチラ】
https://www.itexchange.jp/dg-media/20230725-01/