ニコボ

新しい価値観のロボット

一般的にロボットと言えば「人間のサポートをするモノ」というイメージがあります。大変な肉体労働や手間のかかる計算などを引き受け、人間の生活を楽にするモノ、それが「ロボット」だったはずです。
しかし、近年、それとはベクトルの異なるロボットが出てきました。一緒にいると安心する、癒しになる、「サポート」ではなく「パートナー」としてのロボットです。
今回は、そんな一緒にいると安心するロボットをご紹介したいと思います。

弱いロボット「NICOBO(ニコボ)」

「NICOBO(ニコボ)」は、パナソニックが開発した家庭向けのロボットです。某ゲームのモンスターのような手足の無い、丸っこいフォルムのデザインとなっています。

本製品の特徴はキャッチコピーにもなっている「弱いロボット」だという事です。
NICOBOは人に代わって何か仕事をしてくれるわけではありません。物を運んだり、スマホと連動させて電話を通知したりと言った事はできません。ただそこにいて、ボーッとしたり寝言を言ったりオナラをしたりするだけです。
ただ、頭を撫でると喜んで尻尾を振ったり、カタコトの日本語で話をしたりしてくれます。

それは犬や猫と同じです。盲導犬などは別ですが、ペットの犬や猫に生活のサポートを求めている人はいないと思います。ただ、そこにいて愛らしい姿を見せてくれるだけで良いのです。それだけでペットを飼っている人たちは心から癒されるわけです。
NICOBOはそういうロボットなのです。

電源はバッテリー式となっており、4~7時間の充電で3.5~4.5時間駆動します。

価格や販売場所について

本製品の価格は60,500円(税込)。この価格の他、月額費用1,100円が別途かかります。
カラーはストーングレー・スモークネイビー・シェルピンクの3色から選べます。
購入は公式サイトからお買い求めいただけます。発売日は2023年5月16日。現時点でも予約購入する事はできます。

本物のペットは大変だと考えている方、部屋の都合でペットを飼えない方は、コチラの癒しロボット、ぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか?

【サイトはコチラ】
https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/NICOBO/index.html
画像提供:パナソニック