ゼルダがゲーム＆ウォッチに！
任天堂は、6月16日、世界最大級のゲーム見本市「E3」に配信した情報動画「Nintendo Direct」で「ゼルダの伝説」のゲーム＆ウォッチ「ゲーム＆ウォッチ ゼルダの伝説」を発売する事を発表しました。
2021年11月21日発売予定で、価格は5,480円（税込）。
ゼルダとゲーム＆ウォッチ
「ゼルダの伝説」は任天堂から発売されているアクションアドベンチャーゲームです。1986年にディスクシステムで第一作目が発売されて以来、20作品以上が作られている、「マリオ」と並ぶ任天堂の看板ゲームです。
一方の「ゲーム＆ウォッチ」は、ファミリーコンピュータが発売される前の1980年に同じく任天堂から発売されたゲーム機です。1つのゲーム機に1つのゲームが収録されており、簡単なミニゲームのようなゲームがプレイできます。こちらも30種類以上が発売されました。
このゲーム機の大ヒットにより、任天堂は「テレビゲームを作る会社」へと一気にシフトしていく事になります。
実は1989年にゼルダのゲーム＆ウォッチは既に発売されています。しかし、日本では発売されず、日本では貴重品となっています。なお、今回発表されたモノは、このリメイクではなく、純然たる「新作」となります。
ゼルダのゲーム＆ウォッチ
今回発表された「ゲーム＆ウォッチ ゼルダの伝説」は以下の4作品が収録されています。
・「ゼルダの伝説」（1986年）
・「リンクの冒険」（1987年）
・「ゼルダの伝説 夢をみる島」（1993年）
・「VERMIN」（1980年）
「VERMIN」は、「ゲーム＆ウォッチ」の3タイトル目として発売した作品で、キャラクターがリンクになった特別バージョンとの事。
なお、オリジナルのような「液晶画面で簡単なミニゲーム的なゲームをプレイ」するのではなく、それぞれのゲームを発売されたそのままの形でプレイできます。
ゲーム＆ウォッチならではの時計機能では初代ゼルダやリンクの冒険をテーマにしたミニゲームも遊べます。