デスクトップともノートとも違うミニパソコン
皆さんは「ミニパソコン」をご存じでしょうか？ デスクトップのスペックとノートパソコンの利便性を兼ね備えたパソコンです。
一言で言えば「デスクトップパソコンの“本体”だけを徹底的に小型化したモノ」で、使うには別途ディスプレイ、キーボード、マウスなどが必要になりますが、逆に言えばそれらが最初からある環境では、非常に便利な代物と言えます。
今回は、そんなミニパソコンの最新モデルをご紹介したいと思います。
ミニパソコン「RN96-F58Y」
「RN96-F58Y」は日本エイサー株式会社が開発したミニパソコンです。
ミニパソコンの最大のネックである大きさは、幅わずか3.3cm。重さは0.9kg。パッと見、無線LANのようにすら見えるほどの小ささと軽さを誇っています。横に置く事はもちろん、付属スタンドを使えば縦に置く事もできます。
これほどの小ささでありながら、スペックはデスクトップ並み。
OSはWindows11、CPUは第11世代インテルCorei5プロセッサーを搭載。ストレージは高速処理を可能にするNVMe接続512GB SSDを搭載、メモリは8GBですが、カスタマイズが可能で最大32GBにまで増設可能です。
またインテルIris Xeグラフィックスを採用しており、映像編集と言った負荷の高い仕事でも、ラクラクとこなす事ができます。
マルチモニターに対応しており、HDMIとDisplayPortを使用して2台のモニターへの同時接続も可能。インターネットに関しては無線通信はもちろん、有線で繋げる事もできます。
外部インターフェースは以下の通り。
【フロント】
USB 3.2 ポート×1（Type-C、Gen 2、最大10Gbps、急速充電対応）
USB 3.2 ポート×1（Type-A、Gen 2、最大10Gbps）
ヘッドセット/スピーカー・ジャック×1
【バック】
イーサネット（RJ-45）ポート×1
USB 3.2 ポート×2（Type-A、Gen 1、最大5Gbps）
USB 2.0 ポート×2、HDMI出力ポート×1（HDCP対応）
DisplayPort出力ポート×1
DCジャック×1
価格や販売場所など
本製品の価格はオープン価格。ただ、市場予想価格は10万円前後になると思われます。
販売場所はビックカメラグループ、ヨドバシカメラ、Joshin、ZOA、ベイシア電器の店舗およびECサイトの予定で、販売は2月10日からとなっています。
例えば自宅と職場、どちらにもディスプレイやキーボードがあるなら、ノートPCよりも本製品の方が利便性は高いと言えます。気になった方はぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか？
【公式サイトはコチラ】
https://acerjapan.com/desktop/RevoBox/RevoBox/RN96-F58Y