夢幻戦士ヴァリス引用元:夢幻戦士ヴァリス公式サイト

あの麻生優子が帰ってくる!

1980年代にPC用のアクションゲームとして人気を博し、ヒロイン・麻生優子がゲームの枠の超えて人気となった「夢幻戦士ヴァリス」が誕生35周年を機に復活する事になりました。
公式サイトもオープンし、「スーパーヴァリス 赤き月の乙女」がNintendo Switch Online(海外版)で配信される事も発表されました。

夢幻戦士ヴァリスとは?

「夢幻戦士ヴァリス」は1986年に発売されたパソコン用ゲームソフトです。
ゲーム自体はシンプルな横アクションゲームですが、「忍者龍剣伝」のようにビジュアルにも力が入れられており、また主人公が当時は珍しい女性だった事も話題になりました。
女性の名前は麻生優子(あそうゆうこ)。普段は普通の女子高生という設定で、ふとした事から「ヴァリスの戦士」となり戦う事に。変身した姿は80年代に大人気だった「ビキニアーマー姿」となります。
その姿が大変美しく、当時はファンクラブが出来るほどの人気となり、後に「ギャルゲーの元祖」とも呼ばれる事になります。

そんなキャラクター人気も後押しし、次々と続編が作られていきます。パソコンだけでなく、ファミコンやメガドライブと言ったゲーム機にも移植されていきます。
この頃になると麻生優子にも「声」がつくようになり、担当したのは映画「風の谷のナウシカ」でナウシカを演じた島本須美さんでした。

と、順調な拡大を遂げていった「夢幻戦士ヴァリス」ですが、開発元だった日本テレネットの経営が悪化。発売メーカー自らがなんと「ヴァリスX」としてアダルトゲームとして発売する事態になり物議を醸します。
しばらくは混迷を極めていましたが、ついに日本テレネットは倒産。そして2020年になり、エディアというモバイルゲームを開発している会社がヴァリスの版権を獲得、今回改めて公式サイトがオープンされる事になりました。

これからの展開はどうなる?

公式サイトに載っている麻生優子は、ビキニアーマーこそ昔と同じですが、見た目は今風になっています。
今現在は、冒頭に書いた「スーパーヴァリス 赤き月の乙女」のNintendo Switch Online(海外版)での配信のみ決定している状態で、完全な新作が出るのか、出るならデバイスは何なのか、と言った事までは分かっていません。
筆者の想像としてはコンシューマで完全新作はちょっと考えにくく、おそらくスマホアプリか何かで新作が出るのではないかと思われます。おそらく、優子のビジュアルや声も一新されるのではないかと思います。

どうなるかは分かりませんが、こうして改めて始動した事自体は大変良い事だと思います。
どんな作品が出てくるのか、楽しみですね!

【夢幻戦士ヴァリス公式サイト】