詐欺メールに著作権無し

当サイトでは、実際に筆者の元に届いた詐欺メールを勝手に晒し続けてきました。詐欺メールに著作権なんて無いですからね。その数はザッと数えても20以上にも及び、おそらく世間ではもっと多くの詐欺メールが氾濫していると思います。
筆者は詐欺師ではないので、一体どういう流れで詐欺メールを送っているのかは分かりませんが、個人的には同じメールアドレス宛に同じ内容のメールを何度も送ったら、絶対に怪しまれると思うので、やるべきではないと思っています。が、ここ最近、怒り・呆れを通り越して思わず笑ってしまう量のメールが届いたので、面白そうなので晒したいと思います。

イオン銀行から大量のメールが

まずは、↓の画像を見ていただきたい。これは筆者が使っているメールソフトの画面なんですが、凄いですよね。「イオン」と名乗る差出人から大量のメールが届いています。朝5時に送られてきたモノもあれば、1日に3通も送られてきたケースもあります。

詐欺メール

「こんなに来てるんだから、もしかしたら本物なんじゃない?」と思う人ももしかしたらいるかもしれません。が、それは無いと筆者は考えています。そう考える理由を解説したいと思います。
もしも、これを読んでいる方の中にも同じ状況の人がいたら、参考にしてもらえると嬉しいです。

大量メールが詐欺である理由

まず、当サイトで以前イオンと名乗る差出人から来た詐欺メールを晒した事があります。

●イオン銀行から「お取引目的等の確認のお願い」というメールが来たが詐欺でした
●イオンカードから「本人の利用か確認したいお取引があった」というメールが来たが詐欺でした
●イオンカードから「AEON CARD お取引のご確認」というフィッシングメールが来た

なので、まず、これらの詐欺メールと同じ内容ならば、そのメールは詐欺と断定して良いはずです。
調べてみた所、これが見事に一致。「本人の利用かどうか確認したい取り引きがあった」「お取引を行う目的等を確認したい」と言った内容で、まったく同じ文言のメールを過去にもらった事がありました。
その時のメールが詐欺だったので、今回は正規のメールなんて事はありえないと思います。

それ以外にも詐欺メールだと考えると大きな理由として、「メールアドレス」があります。
もしも、今回の大量メールが正規のメールだとしたら、全て同じメールアドレスであるはずです。もしも、管理部署などが違うとしても、2~3種類くらいのはずです。

しかし、今回の大量メールはなんと全てメールアドレスが違うという不思議すぎる結果に。「enlwp×AEON.org」「ijrodtib×AEON.net」「vyqf×AEON.com」など、ドメインからして違うという始末で、もしもこれが正規メールならば絶対にありえません。

以上の2点から、今回の大量メールは全て詐欺メールであると判断しました。
そもそも、筆者が使っているメールソフトはこれらのメールを全て「迷惑メール」と自動的に判断して、ごみ箱に移しちゃってましたけどね!

1通だろうが大量だろうが詐欺

「たくさん来てるって事は、それだけ必死に知らせようとしてるんだ!」なんてポジティブには考えない方が良いでしょう。公式ならば、電話などをかけてくるはずです。ひたすらメールだけなんて事は、もしも筆者が企業側の立場ならしないでしょう。
今回、筆者はイオン関係の詐欺メールでしたが、Amazon、楽天など、有名企業ならこういった連続詐欺メールの餌食になる可能性は十分にあります。
何通来ようと、シッカリと確認して嘘か本物か、見抜けるようにしましょう。