保険証に続き、免許証もマイナ一本化へ
2024年12月2日に紙の保険証は新規発行が出来なくなり、保険証を提示する場合は基本的にマイナンバーカードを提示する事になります。いわゆる「マイナ保険証」です。
それに続き、政府はついにマイナンバーカードと免許証を一本化させる「マイナ免許証」の運用を2025年3月から開始すると発表しました。
マイナ免許証
「マイナ免許証」は、マイナ保険証と同じく、マイナンバーカードに免許証のデータを入れ込み、一本化させたモノです。一本化させる事でマイナンバーカードだけを所持すれば車の運転が可能となります。
警察庁によると、
①運転免許の番号
②有効期間
③免許の種類
④眼鏡が必要などの条件
⑤顔写真
と言った情報を登録する事で「マイナ免許証」として利用できるようになる、との事。
「マイナ免許証」のメリットとして、これまで自治体と警察の両方で手続きが必要だった運転免許証の住所や氏名の変更手続きを自治体だけで済ますことが出来る他、「優良運転者」などについては運転免許センターで受けていた免許更新の講習をオンラインで受ける事が出来るとの事です。
なお、現時点で一本化は「任意」で、紙版の廃止が決定している保険証とは異なり、その後も紙の免許証は発行可能です。ただし、いつか紙の免許証も廃止になる可能性も十分にあります。
相変わらず賛否は分かれているが…
世間では未だにマイナンバーカードに全ての個人情報を集約する事に対して賛否が別れており、「1つになって良い」と言う人もいれば「わざわざ一本化する必要は無い」と言う人もいます。
筆者個人としては「1つになって良い」派ですが、これからどうなっていくのか、気になる所です。