メタルサーガシリーズ最新作
ゲーム会社SUCCESS（サクセス）は、2021年3月15日、メタルサーガシリーズの最新作「PROJECT WOLF」を発表しました。
3月15日時点ではプラットフォームなど具体的な事は判明しておらず、ゲームタイトルが「PROJECT WOLF」なのかも現時点では不明となっています。
メタルサーガとは？
「メタルサーガ」とはSUCCESSが開発しているRPGゲームです。
大元は、戦車で戦うゲームとして熱狂的なファンがいる事で知られる「メタルマックス」です。初代メタルマックスは「竜退治はもう飽きた！」のキャッチコビーと共には1991年にファミコンゲームとして発売されました。
それから「2」「リターンズ」と順調に続編を出していきましたが、開発を担当していた会社データイーストが経営難で倒産。権利関係も霧散してしまいました。
その後、権利関係が整理され、2005年にメタルマックスシリーズを作っていたスタッフとは別のスタッフにより後続作と言える「メタルサーガ ～砂塵の鎖～」が発売されました。そこから「メタルサーガ ～鋼の季節～」「メタルサーガ モバイル」と続編を作っていき、最初は批判的だったメタルマックスファンからも愛されるシリーズとなっていきました。
一方で本家「メタルマックス」の方も権利関係が整理され、2010年に17年ぶりの純粋なナンバリングタイトル「メタルマックス3」を発売。こちらも「2：リローテッド」「4」「ゼノ」「ゼノリボーン」と続編を作っていきます。
こうして「メタルマックス」と「メタルサーガ」という2つの流派（？）が同時に進行していく事になりました。
「メタルサーガ」は2018年にアプリ「メタルサーガ ～荒野の方舟～」が2018年に終了して以降、音沙汰はありませんでしたが、こうして新作の発表となりました。
メタルサーガ新作はどうなる？
ここからはメタルマックス大好きな筆者の個人的な意見を織り交ぜての記事となります。
メタルマックス及びメタルサーガは100万本売れるようなビッグタイトルではありません。どちらも売れて10万本前後という感じです。アプリ「メタルサーガ ～荒野の方舟～」は3年弱で配信終了、「メタルマックスゼノ」はこれまでと仕様が大きく変わり、ファンからも賛否両論がありました。
つまり、どちらのシリーズも順調とは言えないのです。
具体的にどういうゲームになるのか、アプリなのかコンシューマなのか、コンシューマならハードはPSなのかSWITCHなのか、気になる所ではありますが、個人的には別々の道を行かず、「サーガ」と「マックス」両者のスタッフが手を取ってファン全員が納得する渾身の一作を是非作ってもらいたいと考えています。両者が手を取ればきっと予算も増えるはず（汗）。
A級タイトルには追い付かないでしょうが、これまでのファンが納得する作品ならば、その後の展望もきっとあると思います。
実際の詳細はまだまだ先のようですが、良い情報が開示される事を願うばかりです。