リツイートの仕様が元に

大手SNSツイッターは、「リツイート」の仕様を元に戻した事を発表しました。筆者が実際にリツイートしてみても、元の形に戻っている事を確認しました。
10月の中旬から変わった仕様でしたが、約三ヵ月経ち、元に戻る事になりました。

どう元に戻ったのか?

この三ヶ月間、ツイッターはリツイートの仕様を変えていました。
リツイートをしようとすると強制的に「引用リツイート」となり、何かコメントを入れないと投稿できない仕様になっていました。なお、何も書かずに投稿する事で普通のリツイートと同じ形になります。

それがリツイートする際に「ただのリツイート」か「引用リツイート」か選べるという、「元に戻った形」になりました。
ただし、ツイート内にURLが記載されている場合、「一度記事を読みませんか?」という注意が入る仕様はまだ戻っていません。なお、これはスマートフォンでリツイートを行った場合で、パソコンなどの場合は出ませんでした(筆者が確認)。

何故こんな形になっていたのか?

最大の理由は11月に行われたアメリカの大統領選挙です。
各候補者の(真偽不明の)意見が考えも無しに拡散されないように、一度自分自身を意見を書いてもらい、気持ちを落ち着かせる意味がありました。
その大統領選挙も(紆余曲折ありましたが)一段落し、今回元に戻る事になりました。

ただし、その効果があったどうかは疑わしく、書かれたコメントの70%は25文字未満だったそうです。これを踏まえてツイッターは仕様を戻す事を決意。
とは言え、引用リツイート自体は変更前に比べて20%ほど減ったらしく「安易な拡散」はある程度は抑えられたと考えて良さそうです。