Vポイント

TポイントがVポイントと統合

4月22日、大きなニュースとして取り上げられた「TポイントとVポイントの統合」。元々「Vポイント」は三井住友カードが提供するポイントプログラムとして存在しており、そこに国内で最大の利用者数を誇るTポイントが合流し、新たに「Vポイント」として一本化されたのです。
筆者もTポイントを利用しており、定期的にアプリの確認もしていたのですが、そのアプリもいつの間にか「Vポイント」に変わっており、内容も大きく変わっていました。

そんな「Vポイント」ですが、筆者が最も驚いたのは、Tポイントだった頃はポイントをPayPayポイントに変換する事ができましたが、それができなくなった事です。

TポイントをPayPayポイントに変換できず

TポイントはPayPayと連携する事で、TポイントをPayPayポイントに変換する事ができました。筆者はクレジットカードを利用するとTポイントが貯まる仕様になっており、毎月数百ポイント、Tポイントが貯まっていました。
以前は一定数貯まるとガソリン代などに使っていましたが、PayPayの利用頻度が増えた事で、TポイントをPayPayポイントに変換するようにしていました。操作も簡単で、アプリから数クリックするだけで同額のポイントを移行できます。

それが、Vポイントになった事でできなくなりました。正確に言うと、3月31日をもってこのサービスは終了しており、それ以降はVポイントはVポイントとして利用しなくてはいけなくなりました。ただ、「VポイントPay」などのサービスが提供されている為、PayPayと同じような形で使う事はできます。

最初にコレを知った時は「マジか」と思いましたが、今後はVポイントPayも使っていけばいいだけなので、今はVポイントPayの事を調べています。

ポイント経済圏はどうなるのか?

Tポイントは日本国内では利用者数が最も多いポイントサービスです。それが名称を変え、他のサービスと合流する事で、更に幅広く使えるようになります。
どうしてこのような統合を行ったのか? 現在、ポイントプログラムは非常に数多く存在しており、どれを利用すればいいのか、利用者側も加盟店側も迷ってしまっている状況です。それは「よく分からないからいいや」ともなる可能性もあり、ポイントプログラム側にとっても良いとは言えません。そこで統合する事で使いやすくし、利用者を増やした方がメリットがあると判断されたのです。

この流れがハッキリとした数字で出るようになれば、今後更に統合が進む可能性があります。どうなっていくのか、気になる所です。

【サイトはコチラ】
https://web.tsite.jp/vpoint/
画像提供:Vポイント公式サイト