Wi-Fi電磁波で学力低下が落ちるらしい

電磁波が人体に影響を与え、学力の低下を招くことなどを懸念する市議会議員らが12月8日、無線LANにより生じる「電磁波過敏症」への対策などについて、オンラインで意見交換会を開催しました。

その意見交換会によると「ICT機器(PC、プロジェクタ、デジタルカメラ等の情報機器)を利用すると前頭前野の機能が低下するという報告がある。小学1年生からの使用で脳の発達への影響は大丈夫なのか?」という意見が出たという。
更に「電子黒板やプロジェクターなどの大型電子機器の設置率が1位の佐賀県は正答率が全国で43位だった一方、設置率最下位の秋田県は正答率が1位だった」という事も紹介された。

意見交換会を主催した「いのち環境ネットワーク」の加藤やすこ代表によりますと「電磁波過敏症は短い時間でも発症の可能性があり、一度の発症が長期に及んで続く」という。
Wi-Fiのアクセスポイントの位置を児童・生徒から遠ざけた場所に設置する、使用していない時は電源を落とす事などについても話し合われたとの事です。

果たして因果関係はあるのか?

ウィキペディアによると「電磁波過敏症」は「様々な症状の存在は真実とした上で、医学的診断基準は未だなく、電磁波との関連についての科学的根拠はない」とあり、科学的根拠はまだ無いとされています。

また、2002年にメディアを通じて大いに話題になった「ゲーム脳」も、実際のデータが乏しく、結局ゲームが脳に悪影響があるのかどうか、はっきりしないままウヤムヤになってしまっています。

前述された学力についても、果たしてそれがWi-Fi電磁波による影響と断言できるのか、今現在のデータでは証明は難しいと思われます。

SNSでは案の定と言うべきか、批判的な意見が多く、筆者も子供の頃からゲームやインターネットに触れてきた身として、結論が早急すぎると感じています。
もっと様々な実験を行い、エビデンス(証拠・根拠)が揃ってからでもこの議論は遅くはないのではないかと思います。そもそも、危険だと思っているのならオンラインでやるべきではないのでは?
皆さんはどう思いますか?