ノートパソコン

パソコンの「スペック」調べてますか?

スマホと同じく、もはや一人一台持っていると言っても過言ではないパソコン。筆者ももちろん持っており、仕事にプライベートに欠かす事ができません。
さて、そんなパソコンですが、新しいパソコンを買う時、多くの人はスペックを気にすると思いますが、具体的にはどのスペックを気にしますか? 今回は、そんな新しいパソコン選びで筆者がやらかしてしまった経験談をお話したいと思います。

筆者が気にしていたスペック

今使っているパソコンが重く、軽い物が欲しいと思った筆者は、さっそくインターネットで調査を開始。パソコンを購入する際、筆者が気にしていたスペックは以下の2点でした。

・SSD or HDD
・メモリ

SSD/HDDはデータを保存できる容量です。音楽・動画などをパソコンに保存する場合、SSD/HDDが無いと保存できません。
これを書いてる2023年現在、一般的には128GB、256GB、512GB、そして1TB辺りが多く揃っています。大量の動画などを保存するなら、512GB以上はあるべきかと思います。

そしてメモリです。
メモリは簡単に言えば「そのパソコンという机の広さ」と言った感じです。この数値が大きいと、一度に行える作業の量が多いと考えてください。例えばインターネットで複数のページを同時に表示させたり、エクセルを見ながらパワーポイントを使ったりと、一度に複数の作業を行う際に、メモリの数値が大きいとスムーズに行えるのです。一般的には4GB、8GB、12GB、16GB辺りが一般的です。

正直に言うと、筆者はこの2点にしか注目していませんでした。基本的にインターネットを見ながら、エクセルやパワーポイント、メモくらいしか開かず、たまにペイントソフトで画像の編集をちょっとやるくらいなので、この2点だけ注意していれば問題無いだろうと思っていたのです。

なので、選んだパソコンはSSDが256GB、メモリが12GBという、この2点については決して悪くはないスペックのモノでした。

何もかもが重い…

某ネットショップで購入し、2~3日ほどで到着。意気揚々と起動して動かしてみました。
しかし、イメージしていたよりもかなり遅い。エクセルはなかなか立ち上がらないし、立ち上がってもカーソルを移動させるだけで遅延が発生。インターネットもポータルサイトのような大量の情報があるサイトだと、完全に開くのに1分くらいかかる始末です。

「メモリは12GBもあるのにどうして!?」

と、思わず叫んでしまいました。
絶対に何か理由があるはず。という事で、スペックの徹底チェックを開始。そして数十分の調査の末、ある事に気づきました。それが「CPU」でした。私が購入したパソコンのCPUは1,1Ghzしかなく、それが原因で重かったのです。

パソコンのCPUとは?

CPUとは、「Central Processing Unit」の略で、日本語では「中央演算処理装置」などと呼ばれています。
「パソコンの頭脳」と呼べるべきパーツで、パソコンのパーツの中で最も重要なパーツです。メモリが多く、どんなにたくさんデータを広げる事ができても、それを素早く片付けられなければ意味がありません。CPUはその「処理速度」を決定するパーツなのです。

……という事を知ったのは、今回のトラブルがあってからなんですが。
筆者がこれまで使ってきたパソコンのCPUはだいたい2.4~2.6Ghz。これで筆者は特に不便は感じていませんでした。が、今回買ったパソコンのCPUは1.1Ghz。単純計算で言えば、処理速度が半分以下という事です。で、実際にこれでものすごく不便だと感じました。
今までCPUなんてほとんど気にした事は無かったんですが、それはきっと、買った時点で最新のCPUが(たまたま)搭載されていたからなんでしょうね。今回、出来るだけ安く済ませようとしたのが良くなかったのかな……。

このパソコン、どうするべきか

というわけで、このままでは到底使い物にならないこのパソコンをどうするべきか……。
自分の手でCPUを交換できればベストなんですが、やった事無いし、手間のかかるノートパソコンだし、CPU単体でも結構お金かかるし、という事で断念。

ならば、返品はできないかと現在調べています。
決して不良品ではないので、返品なんてできるのか疑問なんですが、買ったネットショップを見てみると、「一定期間内なら返品可能」と書いてあるので、可能な気がします。これについては、また別の機会に書ければと思います。

という事で、皆さんもパソコンを買う時はスペックをよく見てから決めた方が良いですよ! スムーズな作業を望むなら、CPUは絶対チェックです。いや、マジで。