VPN

コロナ禍でテレワークが浸透して、VPNに注目が集まっています。しかし、VPNという単語は聞き覚えがあるけどよくわからない人も多いはず。
今回の記事ではVPNの概要、仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
基礎知識を押さえて、上手にVPNを利用しましょう。

VPNとは?仕組みをわかりやすく解説

VPNとは「Virtual Private Network」の略語で、日本語では「仮想専用線」と翻訳されます。仮想の専用線を構築することでセキュリティを高め、安全にデータをやりとりできる仕組みがVPNです。

テレワークやフリーWi-Fiでの接続が増加する中、情報漏洩やセキュリティ向上の観点から注目されています。

VPNの種類

VPNには大きく分けて2つの種類があります。

 ●インターネットVPN
 ●IP-VPN

それぞれの仕組みや特徴について解説します。

インターネットVPN | インターネットを利用
インターネットVPNとは、多くの人が利用するインターネット回線を用いたVPNです。VPN機能を搭載したルーターを離れた拠点同士に設置することで、インターネット回線上に仮想の専用線を構築できます。

VPNは共通のLANを利用しているイメージです。離れた拠点同士でファイルを共有したり、LAN内サーバーへアクセスしたりすることが可能です。また、通信が暗号化されているため、情報漏洩のリスクの軽減にもつながります。

IP-VPN | 閉鎖網を利用
IP-VPNは、通信事業者が保有しているネットワークを利用する方法です。閉鎖網とは通信事業者の契約者だけが使える専用回線で、一般の人には利用できません。

そのため、閉鎖網を利用したIP-VPNは高いセキュリティを誇ります。また、通信が混雑することもないため高速通信が可能です。インターネットVPNとは異なり、IP-VPNでは通信の暗号化が必要とされないため、パケットの肥大化も抑えられます。

ただし、インターネットVPNと比較するとコストが高くなりがちです。

VPNのメリット・デメリット
一般的なユーザーが利用するインターネットVPNのメリット・デメリットについて解説します。インターネットVPNのメリットは以下の通りです。

 1.外出先のフリーWi-Fiから安全に接続
 2.テレワークにおけるリモートアクセスのセキュリティを高める
 3.情報規制のある海外から日本国内のコンテンツにアクセス

一方、デメリットは以下になります。

 1.速度が少し落ちる
 2.費用がかかる

メリット①外出先のフリーWi-Fiから安全に接続
VPNを利用すれば、フリーWi-Fiから安全にインターネットに接続できます。

フリーWi-Fiとはコンビニやカフェ、ホテルなどに設置された、だれでも利用できるWi-Fiです。フリーWi-Fiは不特定多数の人が接続しているため、そのまま利用すると情報漏洩や盗み見のリスクがあります。しかし、VPNならデータを暗号化するので情報漏洩の心配はありません。

メリット②テレワークにおけるリモートアクセスのセキュリティを高める
VPNを利用すると、社内システムへリモートアクセスするときのセキュリティが高まります。

最近は、テレワークで自宅から社内システムへリモートアクセする機会が多くなりました。しかし、通常のインターネット回線ではセキュリティリスクがあります。

VPNを利用すれば、暗号化された通信でセキュリティを確保しながらリモートアクセスすることが可能です。自宅からだけではなく、外出先からスマートフォンやタブレットで安全に社内システムにアクセスできます。

メリット③情報規制のある海外から日本国内のコンテンツにアクセス
VPNを利用すれば、情報規制のある海外から日本国内のコンテンツにアクセスできます。

たとえば、中国は情報統制されているため以下のコンテンツにアクセスできません。

 ●Google
 ●Yahoo!検索
 ●Twitter
 ●Facebook
 ●FC2

しかし、VPNを通すことで上記のようなコンテンツに中国からアクセスすることが可能です。

デメリット①速度が少し落ちる
VPNはVPNサーバーを介して通信を行うため、どうしても速度が落ちます。また、通信を暗号化する過程においてパケットが肥大化し、速度低下の原因になります。そのほかにも、速度低下の原因としてはVPNサーバーの混雑が挙げられるでしょう。

しかし、有料VPNなら速度の低下は最低限に抑えられます。有料VPNは無料VPNに比べてサーバー数が多く、サーバーの品質が高いからです。

速度が落ちるのを避けるなら有料VPNが有力な選択肢です。

デメリット②費用がかかる
セキュリティや通信速度を考慮すると、無料VPNより有料VPNがおすすめです。ただし、有料VPNは費用がかかります。

VPNの費用は月額数百円~1,000円程度が一般的です。多くの有料VPNでは、1ヶ月お試し期間やそれと同等のサービスがあります。一度、お試し期間でコストパフォーマンスをチェックしましょう。

導入はコストパフォーマンスの高いNordVPNがおすすめ

【料金】
2年間プラン:480円/月
1年間プラン:580円/月
1ヶ月間プラン:1,550円/月

【サーバー数/国数】
5600/60

【ノーログポリシー】

【通信速度】

【サポート体制】
365日24時間 日本語サポート

NordVPNは、非常にコストパフォーマンスの高い有料VPNです。

月額480円で利用することができ、通信速度やサーバー数、国数は有料VPNの中でトップクラスです。脅威対策機能を搭載しており、マルウェアやトラッカー、悪質なURLなどをブロックしてくれます。

日本語のサポート体制も充実しており、何らかのトラブルにもすぐに対応してくれます。6台まで同時に接続できるので、家族や恋人とシェアして利用することも可能です。

NordVPNのメリット
NordVPNのメリットは、トータルのコストパフォーマンスが高いことです。NordVPNには以下のようなメリットがあります。

 ●料金が業界で格安クラス
 ●30日間返金保証がある
 ●ノーログポリシーでセキュリティが高い
 ●視聴可能な日本の動画配信サービスが多い

NordVPNのデメリット
一方、デメリットは以下の通りです。

 ●格安で契約するには1年契約以上が必要
 ●無料お試し期間がない

しかし、多くの有料VPNの格安プランは1年以上の契約が前提となっています。通信速度やサーバー数、セキュリティの質といったトータルコストでは、NordVPNは非常に優秀なVPNプロバイダです。

まとめ

VPNとは仮想専用線のことで、安全でセキュリティの高い通信トンネルを構築する技術です。VPNにはインターネットVPNとIP-VPNがありますが、手軽に利用できるのはインターネットVPNになります。

フリーWi-Fiに安全に接続したり、テレワークでリモートアクセスしたりするときにセキュリティリスクはゼロではありません。しかし、VPNを利用すれば安全に通信することが可能です。

VPNプロバイダでは、コストパフォーマンスのよいNordVPNがイチオシです。上手にVPNを利用し、セキュアで安全な通信で情報漏洩を防ぎましょう。

【サイトはコチラ】
https://nordvpn.com/ja/what-is-a-vpn/