最近急激に増えた詐欺サイト

ここ最近、有名企業の偽通販サイトなどが猛威を振るっています。特に話題に上がるのが高級家電や、PS5やニンテンドースイッチなどの人気商品を扱ったサイト。新型コロナで通販サイトを利用する人が増えている今を狙ったものと思われます。
こういうサイトの手口や対処法についてご説明します。

手口が巧妙化

筆者の所にも最近、AmazonやPayPayと言ったサイトからメールが来るようになりました。「個人情報の更新ができなかったのでログインして個人情報を入れてほしい」という内容です。更新ができなかったってどういう事??

メールが届いた来たメールアカウントではAmazonに登録していなかった為、メールのタイトルを見ただけで詐欺だと確信。でも、ちょっと興味があって書いてあるURLをクリックしてみると、それっぽいページに飛びましたが、URLがAmazonとは何の関係も無さそうなモノだったので、ここで完全に詐欺だと確信。すぐにメールは削除しました。
PayPayに至っては筆者は一切利用した事が無い為、もはやメールが来た時点で詐欺だと思って消しました。

他、SMS(ショートメッセージ)で「本人不在でしたのでこちらで保管してあります。ご確認を」と言ったメッセージが届いた事もあります。最近ネットで買い物をしたのでドキッとしたのですが、そもそも配送会社が書いていませんし、URLをクリックしてみても「Not Found」となって何も表示されず、これも詐欺だと確信しました。

筆者の所には来ていませんが、ダイソンやニトリの偽サイトなども横行しているようです。

これらのサイトは普通、通常価格よりもかなり安い価格で商品を売っています。実際には売っているように見せかけてるだけで当然商品は届きませんが。安い値段でユーザーを引っかけようとしているのです。
しかし、ありえない価格は返ってユーザーの不審を煽る結果になってしまい、逆に利用する人が減少しているらしく、最近では定価からほんの少ししか値段を下げないサイトも増えています。49,800円するPS5を46,800円で売ったりしているのです。こうする事で「こういう値段ならありえるかも」と思わせ、手続きをさせてしまうのです。
8月以降、こういった詐欺により2000万円近い被害が出ていると言われています。

どう対処すればいい?

まずは何と言っても大手の通販サイトで購入する事です。詐欺サイトはまず検索には引っかからないので、自分でサイト名を検索して正しいサイトに行けば、詐欺には遭いません。

また、支払い方法が振込みしかない事、振込先が個人名、もしくはサイト名とは違う会社名などになっている事、お問合せのメールがフリーメールである事、サイトURLがおかしい事、などからそのサイトが偽物かどうか判断する事ができます。
間違っても、突然来たメールなどに書かれてあるURLから行ったサイトで購入はしないようにしましょう。

本来なら店頭で直接買うのがベストなのですが、PS5などは人気すぎて店頭で販売されていません。他、新型コロナ感染を気にして利用しない人も多く、結果としてお店には並ばずネットで売られる事が多い状態です。

正しい知識があれば、詐欺に遭う事はありません。しっかりとサイトをチェックして行動しましょう。