コロナを死滅させるLEDを開発

発光ダイオード、いわゆる「LED」の製造をしている「日亜化学工業」が、新型コロナウィルスを死滅させる事ができる高出力のLEDを開発したと発表しました。
このLEDを利用した空気洗浄機などの商品開発に期待がかかるとの事です。

感染を防止が無理なら死滅させるしかない?

2度目の緊急事態宣言が出された日本。しかし、感染拡大は止まらず、毎日5,000人以上の人が感染している状況です。出来る限り外出を控えている人も多いと思いますが、食料品を買うには外出する必要がありますし、同居する家族との接触は避けられません。
もはや行動の抑制だけでは拡大は止められないのかもしれません。ならば、ワクチンなどの外部からのアクションにより、コロナを止める他ありません。

そんな中、LEDの開発大手の「日亜化学工業」が興味深い発表を行いました。深紫外線と呼ばれる光をにより新型コロナウィルスを死滅(不活化)した事を発表したのです。この光を利用した空気洗浄機や電球の開発にも着手するとの事。

この光を約30秒間照射したところ、99.99%のコロナウィルスが不活化したとの事。出力が高いほど効果が高く、従来よりも1.3倍の出力を持ったLEDを量産できる手はずが整ったと言います。
これを使う事で、消毒液を使えない場所、更には電球に組み込む事で、明かりをつけるだけでコロナを除去できるようになるとの事です。
具体的にいつからこれを使った商品が世に出るかはまだハッキリとは分かっていませんが、これが量産されるようになれば、コロナの感染者数をグッと抑えられるようになるかもしれません。

まずは医療分野から!

筆者が思うに、量産化されたならば、まずは病院などで使うのが良いと思います。コロナ病棟に設置すれば、コロナ患者への病状の抑制、更には医療従事者の感染を抑えられると思います。
そこから学校、バスや電車などの公共機関など不特定多数の人が出入りする場所から対応していけば、効果的なのではないかと思います。
いち早い商品化を是非ともお願いします。