引用元:サイバーパンク2077公式サイト

期待の超大作がバグまみれ!?

予約だけで800万本以上を売り上げ、2020年最後の超大作と言われたゲーム「サイバーパンク2077」に大量のバグが発見され、急遽ダウンロード版の販売が停止となりました。
また、購入者に対して返金を行うと発表されるという前代未聞の事態となっています。

返金騒動にまで発展してしまった「サイバーパンク2077」

「サイバーパンク2077」は以前当ブログでも取り上げた事のある、2020年の最後を飾る超大作オープンワールドRPGです。
レトロフューチャーな世界観などが話題を呼び、予約だけで800万本を突破。そして12月10日に満を持して発売。熱狂的に受け入れられました。

が、販売と同時に、様々なバグの報告も出ていました。
クラッシュバグ、つまりゲームが進められない、突然キャラクターが死んでしまう、と言ったバグが相次いで報告され、その数は日に日に増えていきました。
通常、バグが発生した場合は、パッチを当てたりやアップデートなどで修復するのが普通ですが、本作の場合、どうやらその数が膨大すぎるようで、すぐの対応が難しいらしく、なんと「販売停止&返金対応」という前代未聞の事態に。

現在、既にダウンロード版は販売していません。返金申請ページも用意されており、購入履歴が分かれば返金に応じてくれるとの事。
パッケージ版はまだ普通に発売はしていますが、こちらもお問合せをすれば返金を受け付けると発表されています(2020年12月21日まで)。
ただ、パッケージ版の場合、中古商品などもあります。これらをどう対応してくれるのかはハッキリとはしていません。

なお「サイバーパンク2077」自体が終わったわけではなく、開発元のCD PROJEKT REDは改善していくとも発表。いつになるかは分かりませんが、返金をせず、ずっと持っていれば、いずれは完全に修復されて普通にプレイできる日が来るのではないかと思われます。

これまでにもあった不具合トラブル

これを聞いて筆者がすぐに思い浮かんだのはアプリの「魔界戦記ディスガイアRPG」。リリースされてすぐにトラブルが発生してメンテ。そのメンテがなんと半年にも及ぶと言う前代未聞の展開となり、話題になりました(現在は普通にサービス中)。
また、コンシューマですがスクウェア・エニックスの「聖剣伝説2 SECRET of MANA」もリリースされた直後はバグだらけでゲームがろくに進められず批判が殺到。何回もアップデートがなされ、現在は普通にプレイする事ができるようになっています。

前述したように、21世紀のゲームはネットワークがある為、後で修正する事が可能になっています。にも関わらず、返金対応にまで発展するのは大変珍しいと言えます。
どういう顛末を辿るのか、気になる所です。

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