X、久々の仕様変更
実業家イーロン・マスク氏の管理下に置かれるようになってから、度々大きな仕様変更がされてきた大手SNSのX。今年に入ってからはそれほど大きな仕様変更はありませんでしたが、久々に大きな変更が発表され、特に利用者数が多い日本では大きな話題となっています。
それは「ブロック機能の変更」です。
Xの「ブロック機能」
Xでは、特定のアカウントを「ブロック」する事ができます。ブロックされた相手(アカウント)からは一切の投稿を閲覧する事ができず、もちろん「いいね」や「返信」「リポスト」などもできません。また、タイムラインでは、ブロックしたアカウントの投稿が表示されなくなります。
しかし、Xの発表によると、今回の仕様変更により、「いいね」制限やタイムラインなどは変わらないものの、投稿に関しては見られるようになるというのです。
Xによると「ブロックしたアカウントが(ブロックした)相手の事を見せしめのように投稿すると言った行為があったが、今回の変更で透明性が増し、このような事が減る」としています。
また、投稿自体を見られたくないなら、アカウントを非公開にして、特定のアカウントからのみ見られるようにしてほしいと言っています。
ユーザーからは様々な意見が
この仕様変更に関して、Xのユーザーからは様々な意見が出ています。「見られたくないからブロックするのに、見られたら意味無い」など、大方の反応は否定的です。リポストできなくても、投稿が見れれば意見する事は可能であり、これではブロックの意味が無いと言った意見が大半を占めています。
ただ、マスク氏は一度言った事はなかなか変えない事で有名であり、今回の仕様変更も近い内に実装されると思われます。これがどういった影響を及ぼすのか、気になる所です。