ケータイ小説の草分け、終了へ
ケータイ小説の投稿場所として草分け的存在であった「魔法のiらんど」が2025年3月31日をもって「単独サービス」終了が発表されました。今後は運営会社であるKADOKAWAが運営しているWeb小説サイトの一ジャンルへと移行されるとの事です。
1999年の誕生から25年の節目での終了となります。
「魔法のiらんど」とは?
「魔法のiらんど」は1999年に誕生した小説投稿サイトです。
当時はフューチャーフォン(いわゆるガラケー)向けのサービスで、手軽にオリジナルの小説を投稿できるとして人気となりました。いわゆる「ケータイ小説の場」としての草分け的存在となり、本サイトから生まれた小説が書籍化され、100万部を超えるヒットを記録した作品もありました。
その後、スマホの台頭と共にスマホに対応。更に2020年には大幅リニューアルなどを施し、続いていました。
しかし、運営会社であるKADOKAWAは、同じ小説投稿サイトである「カクヨム」を2015年にオープン。こちらが人気になるに従って利用者が減っていき、ついに単独でのサービスは終了する事になりました。
今後のスケジュール
今後の予定は以下の通り。
【2024年9月26日】
魔法のiらんど「バックアップ機能」提供開始
カクヨム「魔法のiらんど」ジャンル新設、「作品インポート機能」提供開始
【2024年12月1日】
カクヨム「カクヨムコンテスト10」募集開始、コンテスト内で「魔法のiらんど(現代恋愛)部門」新設
【2025年3月31日】
魔法のiらんど サービス終了
単独としてのサイトは終了してしまいますが、カクヨムの一ジャンルとして今後も「魔法のiらんど」の名前は続いていきます。若い頃、ケータイ小説に夢中になった人は、この機会にもう一度ケータイ小説に触れてみませんか?
【サイトはコチラ】
https://maho.jp/