毎年出てくる「冷房除湿問題」
今年の夏も厳しい暑さとなっており、エアコンが欠かせません。しかし、電気代が気になるという人も多いはず。そこで皆が気にするのが「冷房と除湿、どっちが電気代はお得なのか?」という話題です。
ただ、結局ハッキリしないまま夏が終わってしまう事が多いこの話。今回の記事では、これについて解説していきたいと思います。
冷房と除湿の違い
冷房はそのまま、「設定された温度になるまで冷たい空気を放出」という仕組みです。対して除湿は「空間内の湿度が一定数になるまで弱冷房を出し続ける」というモノです。湿気は温度が低いほど減ります。エアコンの除湿は空気を冷やし空気内の水分を吸い込んで室外機を使って外に排出するのです。
冷房と除湿、どっちがお得か?
書いたように、冷房も除湿も「冷たい空気を出す」というシステムは同じであり、どちらもかかる電気代的は大きく変わりません。結局の所「外の温度と部屋の湿度」によって電気代は大きく左右されるので、「どちらが安い」とは一概には言えないのです。
何となく「除湿の方が安いのでは?」と思っている方が多い印象ですが、実際はそんな単純なモノではないのです。また、変わったとしても1000円前後にしかならないという結果もあります。
エアコンは心地良くなるまで使おう
電気代が気になる所ですが、ここ最近の夏は命にも関わるほどの暑さとなっています。エアコンは使っても1日300円前後です。対して、熱中症で倒れて数日入院したらそれだけで数万円かかる事も考えられます。そうなったら元も子もありません。
冷房であれ除湿であれ、心地良いと感じるレベルまでシッカリと使う事が、今できる一番の「節約」なのかもしれません。