X

久々に「マスク砲」が放たれる

実業家イーロン・マスク氏によって買収された人気SNS「X」。買収直後から名前が「Twitter」から「X」になるなど、様々な改革が立て続けに行われ(良くも悪くも)大きな話題になりましたが、2024年になってからは大きな事も無く、穏やかな状態が続いていました。
しかし、6月になり突然「マスク砲」が炸裂。「いいね欄」が突然消える事になりました。

「いいね欄」の消滅とは?

投稿記事の上に「ポスト」や「返信」と言ったメニューがあり、その一番右側に「いいね」という表示がありました。これは「そのアカウントがいいねした記事の一覧が見れる」というモノで、そのアカウント(管理者)の嗜好というモノが分かりました。

それが突然と消えてしまったのです。これにより、そのアカウントがどんな記事に「いいね」をしているのか、分からなくなってしまいました。

なお、「自分のアカウント」の場合は表示されたままになっており、自分がどの記事にいいねをしたかは分かります。また、記事に対するいいねの「数」は今後も引き続き表示されるとの事です。

消滅の理由と反応

「X」はこの対応の理由について「プライバシー保護のため」としています。誰がどの記事にいいねをしているかが不特定多数の人に分かる事は問題である、と判断したようです。
しかし、これに対して利用者からは批判の声が上がっています。「気になるアカウントがどんな記事を支持しているのか知るのに便利だった」「同じ仲間を見つけるのに便利だった」と言ったコメントが散見され、「改悪」と言った意見が大半を占めています。

これに対して、「X」が再び元に戻すのか、変えずにこのまま行くのかは分かりませんが、これにより再び利用者数に影響が出るのか気になる所です。