ウィキペディア

メッチャ使うウィキペディア

フリーの百科事典サイトとして有名な「ウィキペディア(Wikipedia)」。皆さんも一度や二度は見た事があるのではないかと思います。筆者はかなりのウィキペディア好きで、知りたい事があったり、暇な時はいつもウィキペディアを見ています。

そんなウィキペディアですが、たまにページの上部に「寄付をお願いします」と出る事がありますよね? ウィキペディアは無料で使え、ページ内に広告が出る事も無く、運営は寄付によって成り立っています。
でも、ほとんどの人は寄付をした事が無いと思います。私もそうだったんですが、いつも利用しているのでお礼の意味も込めて今回寄付をしてみました。
今回は、その事についてお話したいと思います。

ウィキペディアからの寄付願い

筆者もIT業界の片隅で働いている者の1人ですが、お金の稼ぎ方は大きく2つあります。1つは「広告を載せる事」。Googleなどの検索サイト、ⅩやインスタグラムなどのSNSなど、無料で使えるウェブサイトのほとんどがこの方式でお金を稼いでいます。サイトを見た時、急に広告が出たりして鬱陶しいと思う事もありますが、あれをしないとサイトを維持できないわけです。

そしてもう1つが利用自体にお金がかかるというパターンです。マッチングアプリなどは毎月〇〇〇円などの月額料金が、ゲームなら買い切りやアイテム課金、メルカリなら売り上げの10%などがかかります。最もシンプルなやり方と言えます。

ウィキペディアはそのどちらの方法も採用していません。広告は見栄えが悪くなりますし、利用自体にお金がかかると使いたくても使えなくなる人が出てくるからです。
ただ、人を使ってサイトを運営している以上、お金はかかります。そこでウィキペディアは「寄付」という形でお願いをしているのです。

ウィキペディアからに寄付をしてみた

ウィキペディア

話が反れてしまいました、寄付のお話です。
ページ上部にデカデカと「ウィキペディアは寄付によって成り立っています。是非とも協力ください」の文面が出たのを見て「またか…」と思いましたが、今回はふと「寄付してみるか」という気持ちになりました。特に深い意味は無く、いつも利用しているのでたまにはいいか、という感じでした。

やり方はとても簡単で、寄付する金額を選び、名前・メールアドレス・クレジットカード情報を入れるだけ。正直、細かい作業が必要だったらやめようと思っていたんですが、ページも2~3ページ程度の遷移で済みました。
ちなみに私が寄付した金額は435円。寄付金は400円で手数料が35円という感じでした。もっと高額も可能ですが、さすがにいきなり数千円は怖かったので今回は435円にしました。

CEOからメールが届いた

寄付なので、何か「見返り」を求めていたわけではないんですが、「何かもらえるのかな?」とちょっとだけ期待もしていました(汗)。で、特にそういった事はありませんでした。
ただ、寄付して30分くらい経っていたから1通のメールが届きました。それはウィキメディア財団CEOのマリアナ・イスカンデルを名乗る人からのメールで、内容は「寄付してくれてありがとう」というモノでした。

おそらく、本人が手書きで書いたのではなく、定型文が自動返信される形なんでしょうが、ちょっと気分は良かったですね。

利用しているなら寄付を

WEBサイトって無料で利用できる所が多いですよね。でも、無料で運営されているサイトなんて本当はありません。何らかの方法でお金を得ているのです。
もしもウィキペディアを普段から利用している方は感謝の気持ちを込めて、数百円でもいいので寄付をしてみてはいかがでしょうか?

【サイトはコチラ】
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