国立科学博物館

科博クラファン、9億円達成

上野公園内にある博物館「国立科学博物館」によるクラウドファンディングが11月5日に終了し、総額9億円もの支援を得る事に成功しました。この金額は日本国内のクラウドファンディングにおいて史上最高額となりました。

国立科学博物館のクラファン

以前、当サイトでも記事にしましたが、日本が世界に誇る博物館「国立科学博物館」が、新型コロナによる入場者の減少、昨今の物価高による資金難を理由にクラウドファンディングを行いました。目標額は1億円で、支援者にはオリジナルのトートバッグやアクリルスタンド、図鑑などがプレゼントされる事に。

この事がメディアが取り上げられて大きな話題となり、開始後わずか9時間で1億円の目標を達成。最終的には9億円という、目標額の9倍もの金額の支援が集まる事になりました。銀行振込などもある為、最終的な金額は13日頃に確定するとの事。支援者の数は5万6000人という膨大な数に。

9億円という支援額も5万6000人という支援者の数も、国内のクラウドファンディングとしては過去最多。それだけ、科博の存続を願っている人が多かったという事なのでしょう。

今後も注目のクラファン

昨今注目されているクラウドファンディング。会社のビジネス的にイケるかどうか分からない企画がクラウドファンディングに上げられ、予想外の大成功を収めている事例が数多く出ています。
筆者は2DアクションRPGゲーム「ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト」という作品が大好きなんですが、この作品もKickstarterというクラウドファンディングを利用して資金が集められて作られた作品でした。

生き方の多様性が重視されるようになり、今後、こういった事例は更に増えていくのではないかと思われます。皆さんも、気に入ったクラウドファンディングがあれば、ぜひとも支援してみてはいかがでしょうか?

【サイトはコチラ】
https://readyfor.jp/projects/kahaku2023cf
画像提供:READYFOR