ゲオ

ゲオがCD買取を終了する事に

DVD・CDのレンタル、ゲームソフトの売買などを行っている大手メディアショップ「GEO(ゲオ)」が、2022年9月30日をもって、CDの買取を終了する事を発表しました。
店頭・宅配買取、どちらも同日に終了し、以後買取は一切対応してくれなくなります。

CD時代の終わりか……

メディアショップ最大手の1つであるゲオがCDの買取を終了する事になりました。理由はもはや専門家でなくても分かるはずです。買う人も売る人も減り、スペースをとるほどのメディアでは無くなってきたからです。
音楽は今やダウンロードやサブスクで聴くのが当たり前になりつつあり、CDなどのフィジカルコンテンツ(現物があるコンテンツの事)を購入する人は年々減少しつつあります。おそらく、この傾向は今後更に進んでいくと思われます。その中で、ゲオは早々にCDコンテンツに見切りをつけ、撤退を発表したわけです。

店頭にCDのコーナーがいつまで残されるのかは分かりませんが、10月以降、在庫処理の為の大セールが行われ、年内くらいに店頭からCDが消えるのではないかと予想されます。

みんなはCD買ってる?

当サイトで過去に取り上げたディスクユニオンは今でもCDの販売・買取を行っています。ただ、ディスクユニオンはジャズやレゲエ・プログレッシブロックなど、取り扱うジャンルを狭める事でニッチなファンを囲うやり方を行っており、そしてそれが成功しているので今でもこの業態が続けられるのだと思います。かくゆう筆者もHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)が大好きでして、そんなディスクユニオンの作戦に見事に捕まってます(汗)。
対してゲオで扱う音楽はジャンルを問いません。おそらく、こういう業態のやり方は今後更に厳しくなると思われます。ゲオがこの決断をした事で、それに続くメディアショップもあると思います。
いつしかCDは特定の場所でしかお目にかかれないレアなメディアになってしまう、のかもしれませんね。

【サイトはコチラ】
https://geo-online.co.jp/
画像引用:ゲオ