大人のねるねるねるね

子どもの頃に楽しんだアレの大人味

魔女に扮したおばあさんが「うまい!」と叫ぶCMを未だに覚えている人も多いであろう、お菓子「ねるねるねるね」。筆者も子どもの頃このCMを見て、母親にねだって買ってもらった記憶があります。味うんぬんよりも、理科の実験のように作るのが面白かったですね。

その「ねるねるねるね」の大人向け商品「大人のねるねるねるね」が発売され、話題になっています。

ねるねるねるね

「ねるねるねるね」は1986年にクラシエフーズ(発売当時の社名はベルフーズ・カネボウ食品本部)から発売されたお菓子です。砂糖を主成分とした粉を水と混ぜる事で、粘り気のある物体(ねるねる)を作り、それを付属のキャンディチップなどに付けて食べるというモノ。
↑にも書いたように、まるで科学実験を思わせる制作過程が子どもに受け、今に至るまでロングセラー商品となっています。

クラシエフーズはこの他にも似たようなタイプのお菓子を数多く作っており、それらを総じて「知育菓子」と呼んでいます。筆者個人としては、枝を模したスティックの先端に水を付け、粉末を付けていく事で「実」のようになる「なるなるみになる」というお菓子が好きでした。

そんな「ねるねるねるね」に初めての「大人向け」が発売されました。

大人のねるねるねるね

「大人のねるねるねるね」は2022年9月に発売されました。
作り方そのものは従来の物と変わらないものの、味はコンコード種の赤ぶどう果汁、シャルドネ種の白ぶどう果汁の2種類。大人をターゲットとしている為、甘さはかなり控え目になっているとの事。
できた「ねるねる」に、付属していいるワインアロマ成分の入ったスパークリング粉末をかけて食べます。従来の物よりも「軽い」食感になっているとの事で、大人でも最後まで食べられる工夫がされています。
参考価格は194円(税込)。全国のスーパーマーケット・ドラッグストア・コンビニなどで購入できます。

久しぶりに食べてみない?

多くの人がそうであるように、筆者も中学生以降はお菓子コーナーに行く事は無くなり、食べる機会も無くなっていきました。正直に言うと、まだシリーズが続いている事を知ってビックリしたくらいです。
でも、今回大人向けが発売された事で、もう一度手に取ってみようかなと思うようになりました。皆さんも、子どもの頃の気持ちを思い出してみてはいかがですか?

【サイトはコチラ】
https://www.kracie.co.jp/products/foods/10178482_21123.html
画像引用:​クラシエフーズ