矢沢永吉がサブスク解禁

YAZAWAの曲がついにサブスク解禁!

日本を代表するロックンローラーであり、70歳を過ぎた今でも精力的に活躍するミュージシャン・矢沢永吉の楽曲638曲が、ついにサブスク(サブスクリプションサービス)で8月1日から配信されました。
配信サービスはApple MusicやSpotifyなど。

矢沢永吉のサブスク詳細

サブスクで解禁されたのは、1975年のソロデビューアルバム「I LOVE YOU,OK」から、2019年の(現時点での)最新アルバム「いつか、その日が来る日まで…」の34枚にも上るオリジナルアルバムに収録されている楽曲、更にアルバム未収録曲集、セルフカバーアルバム3枚、ライブアルバム4枚、ベストアルバム3枚を含む全45タイトル、楽曲数は驚異の638曲。
更に、ほぼ全ての楽曲がリマスター処理され、オリジナル版に比べてクリアな音質になっています。ファンの方はもちろん、今まで矢沢永吉は名前くらいしか知らなかったという人は、ぜひともこの機会に日本のロックンローラーの先駆者のナンバーを楽しんでもらいたい。

サブスク反対派だった矢沢だが

大物ミュージシャンの中には、サブスクに対して反対の姿勢を持つ人も少なくありません。特に有名な人で言えば、シティポップの第一人者である山下達郎、何でもアリなロックバンドであるマキシマム ザ ホルモンなどが挙げられます。
一般的にサブスクはミュージシャン自身に入る利益はかなり少ないと言われており、また、曲だけが配信され、好き放題聞かれるというスタイルに難色を示すアーティストもいます。

しかし、時代は確実にサブスクに移行しつつあるのが実情と言えます。矢沢氏も「Yahoo!ニュース」でのインタビューによると、「サブスクで聴き放題は抵抗ありましたよ。最初はね。僕も昔の人間ですから、本当に一つひとつのアルバムに思い入れが強い。でも、時代の流れですよね」と言っています。

彼の動きによって、サブスクを解禁するアーティストが更に増えていくのか、気になる所です。