自宅で農業を

筆者は野菜の豆苗が大好きです。癖が無くて食べやすく、炒め物や鍋など色々な料理に使えますからね。
その豆苗、大体は「根」がついた形で売られており、一度食べられる部分を切り取っても、根を水に付けておくとまた生えてきて、もう一度「収穫」ができます。個人的にはこれも豆苗が好きな理由だったりします。「自分で育てた」っていう気持ちになれるんですよね。
ただ、水は1日に1回は交換しないといけないし、日当たりの良い場所を選ばないといけないなど、ちょっと面倒な事もあります。

今回はそんな手間がほぼかからない最新の栽培キットをご紹介します。

家庭用水耕栽培キット「アスパラガーデン」

「アスパラガーデン」は株式会社EGL OKINAWAから販売予定の家庭用水耕栽培キットです。元は海外で販売された物で、今回日本にも輸入される事になりました。

最大のポイントが「手間がほとんどかからない」という事です。
一般的な水栽培キットは毎日水を交換し、場所を考え、余計な茎などをカットするなど、そこそこ手間がかかるモノです。しかし、本製品はタンクに水を入れ、種を撒いたら、後は全自動でやってくれる為、何もしないでも美味しい野菜が育つのです。

組み立ては約5分（「スポンジ土壌」と「粉肥料」も含む）。次にタンクに2Lの水を入れます。そして指定の場所に育てたい種を入れれば、あとは種の種類に応じて、自動的に「水やり」「光量の調整」「肥料やり」が行われ、約一ヵ月程度で野菜が育ちます。
育てる植物は「葉物植物・ハーブ/花・トマト/果実」の3タイプで、種もセットで販売されていますが、市販の種でも問題無く使えます。サラダ菜・小松菜・春菊・ほうれん草・豆苗・パクチー・クレソン・ミント・ラズベリーなど、様々な植物を育てる事ができます。時間はかかりますが、スーパーで買うよりお得（かも）です。

野菜の成長に最も大事な光は、太陽光に近いLED成長ライトを使用。その為、自然光に比べて早く成長します。また、専用のアプリが用意されており、育て方の説明を見たり、水や光が不足すると知らせてくれるなど、初心者でも安心の機能が用意されています（アプリが無くても育てる事は可能です）。

水栽培の為、土は一切使いません。なので、汚れる事も無いですし、室内で使用すれば害虫が発生する心配もありません。幅39cm×奥行16cmと狭いスペースでも使えるコンパクトサイズです。

価格と販売場所について

本製品の価格は33,000円（税込）。こちらはスターターキットとなっており、本体から土壌・肥料など、種以外の全てのキットがセットになっています。これと種さえあれば、すぐに使う事ができます。

まだ一般販売は行われておらず、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売中です。早期購入で33％OFFなどの割引きが受けられるので、ご希望の方はお早めの購入をお勧めします。

自分で野菜を育ててみたい方、子どもに食育を教えたい方、こちらの商品、ぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか？

【商品サイトはコチラ】
https://www.makuake.com/project/aspara/
画像引用：株式会社EGL OKINAWA