骨の次に来るモノは?

一般的なワイヤレスイヤホンはいわゆる「カナル型」と呼ばれるゴム製のイヤーピースを使った、耳穴に隙間なくスッポリと収まるタイプが採用されています。外の音は聞こえにくいですが、その分雑音をシャットアウトして、聴きたい音だけをダイレクトに届けてくれます。

そんな「カナル型」の次に出てきたのが「骨伝導」です。頬骨などを通して耳に音を届けるタイプで、耳穴を塞がない為、外の音も聞き取れながら、なおかつ体を通して音が流れる為、クリアなサウンドを聴く事ができます。

そして「骨の次」と今目されているのが「空気伝導」です。今回は、そんな空気伝導型イヤホンをご紹介したいと思います。

空気伝導ワイヤレスイヤホン「FREEDOTS C1」

「FREEDOTS C1」はYMTREND株式会社から発売されている「空気伝導型ワイヤレスイヤホン」です。

パッと見、普通のワイヤレスイヤホンのように見えますし、実際に耳に装着して使用するのですが、大きなポイントは「耳穴に直接差し込むタイプではない」という事。耳穴の少し上辺りに装着する仕様の為、耳穴を塞がず、外の音も普通に聴く事ができるのです。

「それだと音はどうなの?」と思うでしょう。本製品は「指向性のある空気伝導技術」を使用しており、これは言わば「耳元に置く超小型のスピーカー」と言った代物です。「指向性」とは「一方向にだけ有効」という意味で、音が一方向(本製品の場合位は耳穴の方向)にしか放出されず、耳穴と本製品が離れていてもキチンと音が聞こえるのです。また、外への音漏れも最小限に留まっています(まったくしないわけではないので、満員電車の中などでは音量を気を付けましょう)。
ドライバーは14.2mmタイプを採用。空気伝導型でありながらクリアでパワフルな重低音を耳に届けてくれます。

装着部分は120℃稼働するメカニカルシャフト設計になっており、どんな形の耳でもシッカリとフィット。更に耳掛けがある為、運動と言った激しい動きのある場でもズレる事はありません。

また、本製品には重力センサーが付いており、装着すると自動で音楽を再生、外して平らに置くと自動的に音楽が停止します。
バッテリーは本体のみで5時間の再生、充電ケースと併用する事で27時間の連続再生が可能です。一度ペアリングすれば、次からはケースから出すだけで自動的にそのデバイスとペアリングしてくれます。
接続は一般的なBluetoothを採用、Bluetooth機能があるデバイスならば何でも接続する事が可能です。

価格や販売場所について

本製品の価格は18,000円。カラーは黒/白の2種類があります。
現在、まだ一般販売は行われておらず、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、先行販売が行われています。
早期購入で30%OFFなどの割り引きが受けられるので、希望の方は早めの購入をお勧めします。商品の発送は2022年5月頃予定との事です。

音楽は聴きたいけど外の音も逃したくないという方、新しい商品に目が無い方、こちらの商品、ぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか?

【商品サイトはコチラ】
https://www.makuake.com/project/freedotsc1/
画像引用:YMTREND株式会社