引用元:Verbatim Japan株式会社

100年経っても見れるBDディスク

Verbatim Japan株式会社は、100年経過しても問題無く再生可能なBD「M-DISC」を発売すると発表しました。
3層100GBで1枚・3枚・5枚・10枚パックで発売予定。価格はオープン価格となっています。

大事な思い出を永遠に

皆さんの家にはまだVHS、つまり「ビデオテープ」ってありますか? 筆者の家にはまだ10本以上ビデオテープがあります。内容は小学生の頃の吹奏楽部の大会や運動会の記録と言ったモノ。あとは昔やってたちょっとHなバラエティ番組とか(笑)。
その中のいくつかは業者にお願いしてDVDにしてもらったモノもあります。ビデオデッキもまだ持ってはいますが、すでに10年近く使っていないので、今見る為にDVDにしたのです。
とは言え、DVDもいつかは劣化します。DVDにしたのは6~7年前なので、今はもう再生できなくなっているかもしれません。

どんなモノもいつかは劣化して壊れていくのは仕方のない事ですが、できれば、少しでも長く保存し続けていたいとも思いますよね。
そんな悩みを解決してくれるガジェットが誕生しました。

M-DISC

引用元:Verbatim Japan株式会社

「M-DISC(エムディスク)」は、アメリカ生まれの記録メディアメーカー・Verbatim(バーベイタイム)によって開発された録画用BD(ブルーレイディスク)です。
ちなみに「M-DISC」は今回ご紹介する製品固有の名前ではなく「長期保存できるDVDやBDの総称」の事。他にも「M-DISC」という物はあるので、ご注意ください。

最大のポイントはタイトルにもあるように、極めて長期の保存が可能な耐久性です。劣化しにくい記録層を採用、更に大事なデータを守るエッジコート・カバーコート・ハードコートなどを何重にも重ねて作り上げた結果、耐久年数は驚異の100年を実現しています(ISO/IEC 16963:2015 に基づく寿命推定試験により)。
また、+80℃、-80℃という、人間ならば到底生きていけない環境下に置いても1000時間以上の保管が可能になっています。
これにより、多少手荒に扱ってもシッカリとデータを守り、スムーズな再生が可能になっています。

また、容量なども極めてパワフル。一般的なBDは一層で25GBですが、本製品は驚異の3層を実現。100GBの容量を保存でき、通常のテレビなら12時間、4K画質でも6時間10分の記録ができます。ダビングなども4倍即に対応しており、2時間とかかりません。
再生機器も選ばず、BDが再生できる機器ならばどれでも対応しています。

価格や販売場所など

本製品は11月10日から、全国の家電量販店などで発売予定です。価格はオープン価格。

今から100年前はビデオすらありませんでした。ならば、今から100年後はまだ見た事も聞いた事も無い、便利でハイレベルな機器が生まれているはずです。それらで今の思い出を再生させるには、キチンとデータを残しておかなければなりません。
無くしたくない思い出がある方、ぜひとも本製品をチェックしてみてはいかがでしょうか?

【公式ページはコチラ】
https://www.verbatim.jp/products_mdisc.html