解約金が撤廃

スマホを利用している人なら誰もが一度は「ムッ!」としたであろう解約金。プランの途中で別にプランに乗り換えたり、別のキャリアに乗り換えようとした際に1万円を超える「解約金(違約金とも)」を払うのは、何とも納得がいかなかったはずです。
キャリアとしては、それで囲い込みを狙っているのでしょうが、利用者からしてみれば、金をちらつかせて自由な行動を阻害されていると感じた人もいると思います。
そんな厄介な解約金ですが、大手3キャリアで撤廃される事が決定しました。

解約金撤廃の詳細

●ドコモ
ドコモは2021年10月1日から解約金を廃止。これまであった「1年契約プラン」「2年契約プラン」と言ったモノそのものがなくなり、いつでも自由にプランやキャリアの変更が出来るようになりました。

●au
auもドコモと同じく「2年契約プラン」の途中で解約を行うと10,450円の契約解除料が発生していましたが、2021年内に解約金を撤廃する方向です。

●ソフトバンク
ソフトバンクも「2年契約」中にプランの解約をすると10,450円、プラン変更などを行った場合、変更・解約するサービスにもよりますが、10,000円近い解約金が発生していました。こちらは2022年2月をめどに廃止するとの事です。

菅元総理最後の置き土産か?

2021年9月に退任した菅前総理は、携帯料金の値下げに熱心でした。それが功を奏したのか、各キャリアは「ahamo」「povo」「LINEMO」と言った激安プランを発表しました。そしてついに、誰からも疎まれていた解約金の撤廃です。すでに菅前総理は総理大臣の席にはいませんが、彼の行った事がここでも1つ花開いたと言っても良いと思います。

これで今後さらに携帯電話は利用しやすくなるはずです!