ゲオがXboxシリーズの買取を終了

ビデオレンタルや、スマホ・ゲーム機・ゲームソフトの買取・販売を行っているゲオは、10月1日から、XboxSeriesX|Sを含むXbox全シリーズのハード&ソフトの買取を終了すると発表しました。
10月1日以降に到着した機種は買取を行わないとの事。

買取終了の詳細

今回発表された詳細では、XboxSeriesX|Sを含むXbox全シリーズの他、プレイステーション、プレイステーション2、プレイステーションポータブル、UMD、ゲームボーイアドバンス、ゲームキューブのハード及びソフト、周辺機器全ての買取を終了すると発表されています。この記事を書いている段階で既に10月1日を過ぎている為、現在、上記機種とソフトは全て買い取ってくれません。
なお、公式HPでのお知らせでは、具体的な理由は記載されていませんでした。

PSは分かるがXboxまで…

上記機種のほとんどは既に「レトロ」と呼んでも構わないほど古い機種なので、もはや買い取っても利益は得られないと判断したのだと思われます。Xboxも初代や「360」などは既に古い機種なので理解はできます。しかし、2020年、PS5とほぼ同時に発売されたXboxSeriesX|Sの機種とソフトまでもが買取終了というのは、正直言うと驚きです。

ただ、日本では、PSシリーズのシェアが圧倒的に高く、Xboxシリーズを持っている人はごくわずかというのが実情です。
日本でPS5を持っている人は100万人と言われていますが、XboxSeriesX|Sは10万台前後と言われており、その差は10倍。しかもPS5はまだまだ店頭販売すら行われないほどの品薄状態で、もしも誰もが普通に変える状態になれば1000万台は行くと言われています(PS4は937万台)。そうなれば、シェアの差は更に広がると思われます。

ゲオ側からすればそこまでシェアの低い機種に対してコーナーを設けたり、買い取ったりするのはメリットが少ないと考えたのかもしれません。それならばPS5の面積を増やした方が良いのだという事です。

レトロゲーはネットで買う時代へ

子ども時代に熱中したレトロゲームを愛する人は未だに多くいます。しかし、最新ゲームに比べたら、その需要ははるかに少ないと言わざるを得ません。そのようなゲームを店頭に置いておくのは、スペース的にも厳しいのだと思われます。
今後レトロゲーム、マニアックなゲームはネットで買うのが当たり前になるかもしれません(もうなっているかもしれませんが)。