引用元:株式会社クレイオ

LOUDNESS(ラウドネス)とは?

1981年に結成され、それまでの日本のロックには無かったハードでメタリックな楽曲を次々と世に送り出し、日本のメタルシーンの先駆けとなったヘヴィメタルバンドLOUDNESS(ラウドネス)。2008年にオリジナルドラマーのひぐっつあんこと樋口宗孝(ひぐちむねたか)氏が病気で亡くなってしまいましたが、今もなお精力的に活動しています。
代表曲は「IN THE MIRROR」「CRAZY NIGHTS」「Crazy Doctor」など。

そんなラウドネスの新曲がNFTとして発売されました。

ラウドネスの新曲がNFT化

引用元:株式会社クレイオ

販売されているのは株式会社クレイオが運営する、音楽専門のNFTマーケットプレイス『The NFT Records』。『The NFT Records』は音楽専門である他、通常なら仮想通貨でないと買えないNFTを、通常の日本円でも買えるのが特徴です。

楽曲は2021年8月5日にZepp Tokyoで行われたライブで初めて披露された「大和魂」「OEOEO」の2曲。どちらも、一般の発売はされておらず(今後発売されるのかは未定)、NFTで新曲が発売されるのは日本では初めての事。

通常版のセット内容は以下の通り。

1 .スタジオレコーディング音源「大和魂」
2. スタジオレコーディング音源「OEOEO」
3. ジャケット写真
4. 40周年ロゴ

1,000点限定で、価格は880円(日本円)。販売は8月20日12:00をもって終了するとの事です。
8月16日現在、既に413点購入されていました。

他、限定版も発売されていましたが、8月16日現在、既にソールドアウトしており購入はできません。
また、1点限定のオークション版も発売されており、こちらは楽曲の他に、メンバー全員のサイン入りスカジャン(これは実物)がついてきます。こちらは8月16日現在、23万円の値が付いています。

NFTという購入者1人1人に個別のシリアルナンバーが入っている形の為、楽曲は一般的な形での再生はできず、『The NFT Records』内のマイページ内でのみ聴く事ができます。ジャケット写真なども同じマイページ内で閲覧する事ができます。販売自体は8月20日に終了しますが、購入しているならそれ以降も永続的に聴く事ができます。

音楽もNFT化されていくのか?

ミュージシャンが特定の人物にだけ曲を売るというのは、今までは考えらない事でした。CDにして市場に出れば、誰でも簡単に曲を聴く事ができてしまうからです。例え数量限定のCDだとしても、音源が世に出回ってしまう可能性はおおいにあります。
しかし、NFTという仕組みを使えば、お金を出してくれた人にだけ楽曲を届ける事ができます。ネットで簡単に新曲が配信されてしまい、ミュージシャンへの利益が減ると言った悪循環を改善できるかもしれませんね。

【公式はコチラ】