ワクチン接種券が…!

テレビは東京オリンピックで大いに盛り上がっていますが、そんな中でも新型コロナウィルスの猛威は続いています。政府はワクチン接種を早急に進めており、先日、ついに筆者の所にも郵送でワクチン接種券が届きました。
しかし、いざ予約をしてみようとWebサイトにアクセスしたものの、何故かまったくログインできず。これは一体どういう事なのか、調べてみるとなんとも呆れる結果が待っていました。
今回は、この顛末についてお話したいと思います。

筆者情報

最初に筆者の情報について、書ける事をお伝えします。
筆者は埼玉県在住の40歳の男です。基礎疾患は無く、医療従事者でもありません。過去に新型コロナウィルスに感染した事も無く、現在はテレワークがメインで、勤め先は東京にありますが、月に1~2度くらいしか行っていません。
そんな筆者の立場を知ったうえで読んでいただけると幸いです。

1:ワクチン接種券到着

7月26日、家のポストを見てみると何やら大きめの封筒が。見てみると「新型コロナウィルスワクチン接種クーポン券」の文字が大きく書かれていました。おおっ、ついに自分の所にも接種券が届いたのか! と、喜びました。
中を開けて見てみると、接種券に説明書、更には予診票などが入っていました。接種券にはIDとPASSが記入されており、これを使って接種の予約をしてくれとの事。
Web(PC・スマホ)と電話での予約ができるという事で、家にネット環境が揃っている筆者は、迷う事無くWeb予約に決めました。

2:Webサイトからログインができない

書かれてあるURLを叩いて、Webサイトに到着。予約は「特設会場」「集団接種」「個別接種」の3種類があり、好きな接種方法を選べるようです。筆者はあまり遠出をしたくなかったので、「個別接種」を行っている医療機関をチェック。すると、家から車で5分足らずの所の診療所でワクチン接種を行っていると記載されていたのですぐに「個別接種」に決めました。

「個別接種」を選択すると、まずはログインするように促されます。そこで、接種券に書いてあったIDとPASSを入れ、利用規約にもチェックを入れてログイン。……してみたものの、何故かログインできず。赤文字で「接種券番号(ID)もしくはパスワードが間違っています」と出るだけで、一向にログインできません。
IDとPASSを何度もチェックして入れ直したり、PCではなくスマホからアクセスしたりしてみたのですが、それでもログインできませんでした。

3:原因を調査、そして判明

「そう言えばCOCOAも不具合が起きて上手く行ってなかったよな……」と、これは何らかの不具合なのではないかと思いました。そこでネットで「ワクチン接種 埼玉 予約 できない」でGoogleで検索。筆者と同じように接種券を受け取ったけどログインできないという人がいるのではないかと考えました。
しかし、残念ながらツイッターやブログなどは引っかからず。全国レベルの話ではないので、引っかからなかったのかもしれません。仕方ないので埼玉県の公式サイトをチェック。すると、意外な事が判明しました。
それは「40~44歳の人の予約はまだできない」というものでした。
公式サイトによると、12~44歳の人はまだワクチン供給のめどが立っていない為、予約自体がまだできないという事だったのです。

結論:まぎらわしい!

確かにニュースを見ても、まだまだ現役世代には行き届いていないと言っていたし、正直筆者自身も自分がワクチンを打てるのは10月とか11月とかになるんじゃないかなと思っていたので、こんなに早く接種券が届いたのには驚いたんです。
そうしたら、こういう形だったとはね……。

と言うか、だったらログインしようとした際に「まだアナタは予約ができない状態です」とか、文言を変えてほしかったですね。「パスワードが間違っています」と出たら、なにかおかしな事になっているんじゃないかって絶対に不安になると思うんですよね。

PCで見てもまるでスマホ専用サイトみたいな構成のWebサイトだったので、急ごしらえで作ったのでしょう。ここまで気の利いた事はできなかったのかもしれませんが、それでもテキストを変えるくらいはできたんじゃないかと思います。お陰で30分くらい不安になっちゃいましたよ。

という事で、筆者がワクチンを売れるのはまだまだ先の事になりそうです。それまでは家でできるだけ大人しくしているのが吉なのかなと思います。
オリンピックで浮足立っている人も多いと思いますが、決して状況が良くなっているわけではないので、皆さんも気を抜かないよう気を付けてください。