iPhone用最新OS発表

アップルは、開発者会議「WWDC 2021」にて、iPhone向け次世代OS『iOS 15』を発表しました。iPhone 6s以降であれば更新でき、標準アプリの強化などに重点が置かれているとの事です。
配信は2021年の秋を予定しているとの事。

気になる内容は？

新世代OS「iOS 15」は、新しいアプリよりも、現在既にあるアプリをより使いやすく、強化する方向になるようです。
発表された特徴的な新機能は以下の通り。

●「FaceTime」が大きく進化
複数人とビデオチャット以外にも、Apple Musicで再生している音楽や、Disney+などで再生している映画の映像を参加者全員で同期できる「SharePlay」機能が追加。この機能は、iPhoneの他、iPad、Macでも利用可能。
空間オーディオ対応や、ノイズキャンセリング機能、ポートレートモードへの対応。

●通知周りの変更
アプリの通知に関して、設定した優先度に従った表示や指定時間まで表示を待機させるなど、ユーザーの集中を邪魔しない工夫がされるとの事。

●「写真」アプリ
撮影した物体にある文字を認識し、テキストに変換できる「Live Text機能」を搭載。Spotlight検索と連携できるため「テキストから該当する手書き文字が含まれた写真を検索する」などが可能です。

●「Safari」のリニューアル
タブバーが画面の下部にフロート表示できるなど、画面デザインを一新。タブバーの左右スワイプでのタブ切り替えも可能に。Web拡張機能もついに解禁されます。

●「マップ」のパワーアップ
近くの商業地区、標高、建物、ランドマークなど、地図上の都市の詳細な表示が可能になったり、月明かりに照らされる新しい夜間モードも実装。

この他にも、通話機能や「ウォレット」「天気」「メモ」などで使い勝手を強化。プライバシー保護機能の充実などがされるとの事です。