引用元:ソニー

まだ2021年なのに……

ソニーの十時裕樹CFO(最高財務責任者)が、プレイステーション5の供給について、「来年増産しても、供給は需要に追い付かないだろう」と語ったと報道されています。
まだ2021年の半分も過ぎていないというのに、もう2022年の供給が追い付かないとは……。

これは経済や金融情報などを配信しているアメリカの情報サービス会社Bloomberg(ブルームバーグ)が、匿名希望のアナリストが話した事として発表したもの。
「また聞き」で、当の本人からそれを裏付ける発表が今の段階ではない為、少々キナ臭い情報とも言えますが、一方で今ある情報でもこれがあながちウソではなさそうな感じはします。

信じられる数字

発売から既に半年が経過したプレイステーション5。今も店頭で見かける事は一切無く、家電量販店は定期的に抽選予約という形でPS5を販売しています。今の状態は、間違いなく需要が供給を遥かに上回っていると言えます。

これはソニーが発表した数字からも裏付けられています。
PS5は2020年に780万台を販売。2021年度には1,480万台以上を発売する事を目指していると発表しています。ただ、PS4は1億台以上を売り上げており、同じ台数売れると考えるなら、まだまだ全然足りませんと言わざるをえません。
これらの事を考えると、2022年も品薄が続くと考えられます。

まだPS5専売のビッグタイトルが出ていない為、それほど大きな混乱は起きていないように思われますが、もしもPS5専売でファイナルファンタジーやドラゴンクエスト、モンスターハンターと言ったビッグタイトルが出る事が発表されれば、ひと悶着ありそうな気がします。