引用元:株式会社ミマモルメ

安全も健康もチェックできるデバイス

阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメは、健康と安全を同時にチェックできるスマートデバイス『ミマモルメウォッチ』を2021年7月から提供すると発表しました。
具体的な価格や仕様は未定となっています。

見守りサービスについて

筆者の家の近くでは、夜の7時頃にたまに街頭放送があり「近所の高齢者が散歩に出たっきり帰ってこないので見かけたら警察に連絡して欲しい」と言った放送がされたりします。また、ニュースなどで小さい子どもが突然行方不明になったと言ったという放送がされたりもしています。
稀なケースだとは思うんですが、絶対に無いとも言い切れません。そういう時に役に立っているのが「見守りサービス」と呼ばれるモノです。これは、時計やストラップなどにGPS機能が備わっており、装着者がどこにいるのか確認ができるというモノです。主に小学生以下の子ども向けに作られていますが、最近では高齢者向けのサービス、更には宅配者用サービスなどとしても活用されています。

今回ご紹介するのは、そんな見守りサービスと健康機能を合体させた新しいデバイスです。

スマートデバイス『ミマモルメウォッチ』

引用元:株式会社ミマモルメ

『ミマモルメウォッチ』は、健康管理と見守りサービスがセットになったスマートデバイスです。

まずは健康管理から。
装着者の皮膚温度、心拍数、血中酸素レベル、推定血圧などを一定間隔で自動で測定してくれます。平均的な数値とは違う値が出た際には「体調の異常」として通知もしれくれます。
見守りサービスについては、GPSによる位置情報を一定間隔で測定してくれます。もしもの時の為に事前に登録しておいた電話番号に電話が繋がる機能などもついています。

これらのデータを一括して専用アプリからチェックする事ができます。これにより、装着者の健康状態、現在の居場所などを確認する事ができ、健康が心配な高齢者・安全が心配な子ども、どちらに対しても万全の対策を取る事ができるのです。

また、SIMカードを内蔵している為、単体での通話やSMSでの送受信ができます。
通話やSMSの使用がある場合、本体以外にも別途通信料金がかかりますが、現時点では細かい事は判明していません。

引用元:株式会社ミマモルメ

運動ではなく健康と安全を

一般的なスマートデバイスは健康と言うよりも「運動」に焦点が当てられており、どんなスポーツでどれくらいカロリーを消費したか、と言った事が調べられたりしますが、本製品にはそこまでの機能はありません。
その分、日常生活における健康と安全に力が入れられており、最初に言った通り、健康が気になる高齢者(の家族)、突然のトラブルが気になる子ども(の親)に対して盤石と言えます。もちろん逆も然りで、散歩に出て帰ってこない高齢者・子供の突然の体調不良などにも対応できます。

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