小型プラズマクラスター発生機発売
大手家電メーカー・シャープは、デスク周りだけでなく外出先にも持ち運んで使用できる、軽量・コンパクトサイズでモバイルタイプのプラズマクラスターイオン発生機「IG-NM1S」を3月25日に発売する事を発表しました。
価格はオープン価格との事。
プラズマクラスターとは
よく耳にするものの、実はあまり理解していない人も多い「プラズマクラスター」。
プラズマクラスターとはシャープが作った造語で、簡単に言うと「プラズマ放電により活性酸素を発生させ、+(プラス)と-(マイナス)のプラズマクラスターイオンを作る技術」の事です。
ただ、そう言われても、やはりピンと来ないかもしれません。
自然界には「イオン」と呼ばれる電子を帯びた原子が存在しており、プラスの電子を帯びているモノを「プラスイオン」、マイナスの電子を帯びているモノを「マイナスイオン」と呼びます。
「マイナスイオン」には、精神安定・不眠の改善、アレルギーの抑制・血液浄化といった人体に直接作用するものから、空気浄化、脱臭、除菌といった環境に作用すると言われています。しかし、自然界にあるマイナスイオンは非常に少ない為、日常生活の中で感じる事はありません。
それを人為的に作り出すのがプラズマクラスターなのです。
現在、シャープはプラズマクラスター技術を使ったエアコンや空気清浄機・加湿器などを数多く販売しています。
プラズマクラスターイオン発生機「IG-NM1S」
プラズマクラスターイオン発生機「IG-NM1S」は、前述したプラズマクラスター技術を使ったイオン発生機です。
最大の特徴はその大きさです。従来のプラズマクラスターはエアコンと言った大型の家電に使われてきました。しかし「IG-NM1S」は片手に持てるほどの大きさで、持ち運びも簡単なのです。
なので、オフィスのデスクで使ったり、外出先のカフェやレストランやホテルで使ったりと、いつでもどこにでも持っていけるのです。
使われている技術は「プラズマクラスター25000」と呼ばれているもので、これはイオン濃度が1㎥内に25,000個ある事を示しています。これにより付着した菌の除菌や、付着ウィルスの作用を抑制する事ができるのです。
それ以外にも匂いの除去、空気の浄化、静電気の抑制効果などもあります。
電源はリチウムイオン電池で、フル充電で最大4時間の連続使用ができます。卓上スタンド型で、吹き出し角度の調整もできます。また、付属品としてネックストラップがついており、これを使えば首に下げたまま使う事もできます。
身の回りは空気から清潔に!
新型コロナウィルスの影響により、空気の清浄化などに注目が集まっています。
この製品があれば、マスクも手のスプレー除菌もいらない、というわけではありませんが、より強固な清潔環境を作り出せる事は間違いありません。
空気の事が気になる方は、是非購入を検討してみてはいかがでしょうか?