引用元:兼松株式会社

乾電池式充電器発売

兼松株式会社は災害時に必要性の高いスマートフォン等の充電器「防災充電器」(乾電池6本利用)の販売を開始しました。
価格は1,780円(税込)。また、別途「防災乾電池」も1,980円(税込)で発売中です。

災害時の電気

これを書いているのは2021年3月10日です。明日で、東日本大震災から10年を迎えようとしています。
電気・ガス・水道・ガソリン……。あらゆるエネルギーがいつでもすぐに使えるのが当たり前の日本において、それらライフラインが切れるという事は、もはや「死」と同じような意味を持ちます。
情報を得るという点において「電気」は欠かせません。テレビ・ラジオ・スマホ……。どれも電気が無くては動きません。特にスマホに関しては大切な人の安否確認と言った面でも絶対に欠かせない物と言えます。

そのスマホが大事な時にバッテリー切れで使えない。そんな事は避けないといけません。
今回ご紹介するのは、そんな万が一の時にあると役立つ充電器です。

「防災充電器」と「防災電池」

現在販売されているモバイルバッテリーは、そのほとんどがモバイルバッテリー自体も充電する必要があります。つまり、災害などで停電が起きた時、スマホを充電する為のモバイルバッテリーのバッテリーが切れていたら、もはやどうする事もできないのです。
「防災充電器」は充電式ではなく乾電池で動くタイプの充電器です。その為、停電などで電気が供給されなくても乾電池さえあればスマホの充電ができます。
単3電池6本で稼働します。6本も同時に使える為、4本タイプに比べて充電速度が速く、2倍近い速さで充電が行えます。接続はUSB type-Cでケーブルも付属します。ただしiPhoneは規格が異なる為、別途ケーブルを買う必要があるのでご注意下さい。
電池は一般に発売されている単三電池なら全て使用可能です。

引用元:兼松株式会社

また、同じ会社から「防災電池」も発売されています。単三電池が40本セットで1,980円です(税込)。
特徴がその保存期間の長さで、なんと10年間未使用でも使えます。通常のアルカリ電池の未使用時の寿命は5年程度と言われており、高温多湿の日本だと保管場所によっては更に短い事も珍しくありません。
もしもの為にこちらもセットで買っておくと良いかもしれません。

備えあれば憂いなし

いつ起きるか分からない事態に備えるというのは、安くないお金がかかる事を考えると、そこそこの決意が必要かもしれません。
しかし電気はいつも使えるのが当たり前だと勘違いし、「自分がそんな目に遭うわけが無い」などと言っていると、もしもという時に苦しい思いをするかもしれません。
その「もしも」が実際に過去何度も起きているのです。こういった防災ガジェットを持っておく事はとても大事な事だと思います。

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