COCOAが不具合が発生

以前記事を書いた「コロナ感染アプリ「COCOA」に不具合発覚 Android端末に4ヵ月通知届かず……」についての続報が届いたのでお知らせします。

この記事は、厚生労働省が製作した新型コロナ感染確認アプリ「COCOA(ココア)」のAndroid版において、9月末からの約4ヶ月間、本来行くはずの感染通知が通知されていなかったという不具合があったという内容です。また、iOS版についても一部端末で通知が来ていない事が後日分かりました。

大きな不具合は解消されたが…

厚生労働省は2月18日、Android版とiOS版について、それぞれ修正版の配布を開始しました。これにより、通知が届かないという問題はほぼほぼ解消されたと言われています。
また、一部端末で起きていた「利用日数が初期化されてしまう」と言った不具合も解消されたとの事です。

これで一件落着かと思われましたが、まだ細かな不具合が残っているようで、完全な形にはなっていないようです。

Android版の場合、例え最新バージョンであったとしても、正確に通知を受け取るには1日1回はアプリを再起動する必要があるとの事です。スマホアプリはただ閉じただけではシャットダウンされない為、一度キャッシュなどをクリアにして、再び起動させる必要があります。
また、アップデートは自動では行われないので、ユーザー自身でGooglePlayにアクセスして、アップデートを行う必要もあります。

一方のiOSの場合、iOS13.5では通知を受け取れない場合があるという不具合が発覚。これについてはiOS14にする事で問題は解決するという事で、iPhoneユーザーにiOS14へのアップデートを呼び掛けています。

1日も早い改修を

緊急事態宣言が出されて感染者数がググッと減り、ワクチンの接種も始まり、何となく「もう少しで新型コロナウィルスの脅威も去るんじゃないのか?」と思っている方も多いと思います。
ただ、まだまだ終息の目途は立っておらず、オリンピック・パラリンピックも開催されるのかどうか、ハッキリしません。
ここで気を緩めると、再び感染者の増加にも繋がりかねません。もう少しの間だけ、気を引き締めて不要不急の外出などを徹底させるべきだと思います。
その為にもCOCOAの完全な修正が望まれます。