引用元:ahamo公式サイト

ドコモの格安プラン「ahamo」!

NTTドコモは月間容量20GBで、月額2,980円のプラン「ahamo(アハモ)」について、2021年3月26日から開始すると発表しました。
更に発表から二ヵ月で申込件数が100万件を超えた事も発表しました。

大手キャリアの格安プラン

2020年9月から発足した菅政権は携帯料金が高い事を憂慮しており、常々携帯料金の値下げを大手キャリアに要求してきました。
これに対して大手キャリアは「UQモバイル」や「Y!mobile」などのサブブランドにて値下げしたプランを発表しましたが、サブブランドでは意味が無いと苦言を呈される始末。

そんな中、大手キャリア最大手のNTTドコモが月間20GB・5G対応・月額2,980円の新プラン「ahamo」を発表。容量に制限があるとは言え、月額3,000円を下回るプランは大きな話題となりました。
これに追従するようにソフトバンクが「SoftBank on LINE」、auが「povo」を発表、あっという間に大手キャリア3つが横並びになる状態となりました。

ahamoの効果

しかし、先頭効果はかなりあったようで、これまでドコモは番号持ち運び制度(MNP)を使った他社への転出が転入を上回る状態が続いていましたが、ahamoを発表した昨年12月に、12年ぶりに転入が上回ったそうです。
また、発表から二ヵ月でahamoの申し込みが100万件を超えたようで、携帯料金が割高だと思っていた人はかなり多かったようです。
ソフトバンクの「SoftBank on LINE」、auの「povo」がどれくらいの申し込みがあるのかはまだ分かっていませんが、ドコモに近い数字が出ているのではないかと思われます。

ちなみに筆者はauユーザーですが、「povo」に変更予定です。

群雄割拠の時代来る!

大手キャリアは横並び、サブブランドが更なる低価格プランを打ち出すなど、携帯料金は戦国時代に突入しています。利用者がすれば、この競争は実にありがたいものではありますが、キャリアの方が息切れしないか、心配する声もあります。
以前起こった「牛丼戦争」の時は最も安い時で牛丼一杯250~280円まで下がりましたが、やがてどこも息切れを起こし、今は380円前後になっています。
今回の格安プランも数年後も「戻します」などと言って通常価格になってしまわないか、気になる所です。