ヨドバシカメラがPS5をゲリラ販売

1月30日の秋葉原、大手家電量販店「ヨドバシカメラ」がPS5の店頭販売を行いました。しかし、あまりにも人が殺到する事態となり警察まで出動。結局、混乱が収まらずPS5の販売は行われませんでした。

ヨドバシカメラのPS5販売方法

2021年になっても相変わらず品薄が続いているPS5。そのPS5の販売はほとんどの家電量販店ではネットでの抽選販売という方法を取っています。これは店頭での混乱を避ける為です。
しかしヨドバシカメラは2021年からネットの抽選販売をやめて、店頭での販売に切り替えています。これはおそらく転売目的の予約者に対する処置なのだと思われます。
ただし、事前の告知も何も無い為、度々今回のような騒ぎが起きています。今回は特に大きな騒ぎとなってしまいました。

今回の経緯

PS5のゲリラ販売は主に週末に行われる事が多かった為、1月30日もゲリラ販売が行われるのではないかと、多少なりともお客さんが集まって列をなしていたようです。
そこで本当に販売が行われ、お客が一気に店内になだれ込みました。更にそれを見た通りすがりの人も入っていき、店内はあっという間に寿司詰め状態に。
あまりの混雑ぶりにコロナ飛沫対策のビニールはちぎれ、レジカウンターが破損するという事態に。とても物を売る状態ではなくなってしまい、仕舞いには警察まで出動して事態を収める事になってしまいました。
結局、PS5の販売は行われませんでした。

令和版「物売るってレベルじゃねえぞ」

2006年のPS3発売の時も多くのお客が押し寄せて軽いパニックが発生しました。その時に並んだお客の1人が放った「物売るってレベルじゃねえぞ!」というセリフは、後のネットで流行語になるほどのインパクトがありました。
それから15年、令和の今になっても似たような状況になってしまったのは何とも皮肉な事と言えます。
PS5の生産がとにかく追いついていない事が要因として挙げられるので、ソニーの早い対応を望むばかりです。