ついにアカウント停止!

大手SNSツイッターが、1月8日、アメリカのトランプ大統領のアカウントを永久停止しました。トランプ氏を支持する人達が連邦議会へ乱入し大混乱を起こした、その先導者として危険視した結果との事。

トランプ氏のツイッターが…

フォロワー数8800万人という数字を持っていたトランプ氏のツイッター。トランプ氏自身も頻繁にツイッターを更新し、SNSを大いに利用している大統領として注目を浴びていました。

が、その発言が物議を醸す事も日常茶飯事で、ジョー・バイデン氏との大統領選挙の時にはリツイートが自動的に引用リツイートになる仕様にまでなるほど。その影響力は良くも悪くも絶大でした。

その大統領選挙では、バイデン氏が当選したものの、負けを認めず不正を訴えました。しかし、起訴などは実現せず、バイデン氏の当選が確定。しかしそれでもその強硬姿勢は変わりませんでした。

そして、1月6日にはトランプ氏を支持する人達が連邦議会に侵入。大混乱となり、死亡者まで出る事態となってしまいました。トランプ氏は乱入者達に家に帰るよう言ったものの、当時にツイッターで「皆さんが大好きだ」などとも投稿。これらの騒動の一端にトランプ氏の行動が関わっていた事は間違いありません。むしろ、彼の行動がこの混乱を招いたとも言えます。

こうした事態から、ツイッターは1月8日にトランプ氏のツイッターを永久停止。「暴力行為をさらにを扇動する恐れがある」と説明しました。著名人のアカウントが永久に停止されるというのは極めて異例の事態です。

SNSの影響力

ツイッターは短文投稿という仕様から、他のSNSに比べても投稿が簡単で、情報が拡散しやすい性質を持っています。手軽である一方、悪意ある投稿がされやすいというデメリットもあります。日本では著名人に対する誹謗・中傷が話題になる事があります。
今回はおそらく非常に影響力が大きいという事で、このような結果になったと思われますが、一般人であっても投稿する内容によっては停止される事もありえます。
皆さんも気軽だからと言って好き放題投稿するのではなく、節度を持った投稿をお勧めします。