2020年12月、PS1向けゲームがリリース
PS5も発売された早一ヵ月。まだまだ入手できていない方もいるでしょう。そんな2020年12月、なんとPS1向けの新作ゲームが発表されました。タイトルは「マジックキャッスル」。入る度にダンジョンの構造が変わる3DアクションRPGです。
何故今PS1ゲーム?
言うまでもありませんが、PS1とは「初代プレイステーション」の事。1994年に発売されたゲーム機です。とっくの昔に生産は終了しており、今せっせとPS1向けのゲームを作っているゲーム会社はどこにもないでしょう。
そんなPS1向けのゲームが何故今になってリリースされたのか。
元々は2人の日本人ゲームクリエイターが当時勤めていたゲーム会社をやめて、インディースタジオを設立。そこで作り始めたのが「マジックキャッスル」でした。1998年の事でした。
デモを作り、様々な会社にプレゼンをして融資を得たりと、出だしこそ順調でしたが、別の仕事に忙殺されるようになり、開発は頓挫。そのままお蔵入りしていましたが、22年後の2020年3月、開発者の1人が自宅のPCからソースコードを発掘した事をSNSで報告。それがきっかけとなり、(何故か)スペインの有志が開発を引き継ぐ事を表明。
そして2020年12月についに完成を見たのです。
マジックキャッスルとは?
「マジックキャッスル」は2020年12月に発表されたPS1向けアクションRPGです。
主人公は騎士・魔法使い・戦士・射手から職業を選び、入る度に構造が変わる城で戦うというモノで、クエストや収集要素も数多くあり、ハクスラの名作「ディアブロ」を3Dにした物と言えば分かりやすいかもしれません。
もしも1998年に発売されていれば、「ディアブロタイプ」としての名作として扱われていた……かもしれません。
ちなみに、現時点では日本語対応版は存在せず、英語版のみです。
どうすれば遊べる?
リリースと書きましたが、実際はインターネット上で無料で配布されています。PSのエミュレーターなどを使えば、問題無くプレイする事が可能です。
なお、「エミュレーター」と聞くと違法だと思っている方もいると思いますが、エミュレーター自体は違法ではありません。ソフトをネット上などで権利者に無断でダウンロードすると違法なのです。
本作は権利者の許諾の元、インターネットで無料配布されているので、エミュレーターでプレイしても問題はありません。
気になった方は是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか?