モバゲーがついに終了

大手IT企業ディー・エヌ・エーが運営するポータルサイト「モバゲー」のガラケー(フューチャーフォン)版が12月15日をもって終了となりました。
2006年にサービスを開始し、2009年には登録者数が1500万人を越える程の人気となりましたが、あれから14年が経ちガラケー版は終了となりました。
なお、スマホ版は継続して運営されるとの事です。

モバゲーの歴史

モバゲーは2006年にスタートしたソーシャルネットワークサービスです。
日記を付けたり、掲示板やメールで友達と交流したりするSNSで、他にもFlashゲームなどのミニゲーム、アバターなどで自分を着飾るなどと言ったサービスがおおいに受けて、急激に会員数を増やしていきます。

2004年にサービスを開始した「mixi」と共に、日本に「ソーシャルネットワークサービス(SNS)」というモノを定着させたサービスとなっていきます。

2008年になると本格的なゲームコンテンツが始動し、様々なゲームが楽しめるようになります。特に「怪盗ロワイヤル」はユーザー数が1300万人を越える程大人気となり、こちらもGREEの「探検ドリランド」と並んで、ガラケーのゲームの代表格として成長していきます。
この頃からはコミュニケーションサービスというよりも、ゲームサービスという側面の方が強くなっていきました。

2010年にはスマホ版が登場。その後は皆さんもご存知の通り、スマホが急激に普及していき、ガラケーを利用する人は減っていきます。
現在、スマホはガラケーの3倍の保有率と言われています。残ったガラケーも主に通話用に使われ、ガラケーでネットサービスと楽しんでいる人はもはやほとんどいないとすら言われています。

時代の流れを感じる

今回の終了はネットでも話題となり、ツイッター上では「1つの時代が終わった」「モバゲーでSNSを知った」「怪盗ロワイアル、もう一度やりたくなった」と言った意見が出ていました。
前述したように、スマホ版は現在も元気に運営中です。「怪盗ロワイアル」もスマホ版がありますので、今度はスマホでモバゲーを楽しんでみてはいかがですか?

【モバゲー公式サイト】